ランエボと言えば三菱自動車の一番トガった部分を担ったクルマだ。当時としてはハイパワーなエンジンと、常に最新のフルタイム4WDシステムを搭載。見かけはセダンだが紛れもないスーパーカーだったランエボの歴史を振り返ってみたい。最終回は、ランサーエボリューションX。
エボの最終進化形、ランサーエボリューションXは究極のランエボとなる
2007年、ついにランサーエボリューションはXに至った。ベースがギャランフォルティスになったためエボIXとはまったく異なるボディとシャシを採用。エンジンも4B11型と、異なるエンジンが搭載された。
えっ! ナンバープレートに、アルファベットが入っているのはなぜ?【くるま問答】
エンジンはシリンダーブロックをアルミ製に変更するなど軽量化が図られ、ツインクラッチのSSTを採用した2ペダルのグレードも採用した先進のマシンとなった。
車重が競技ベース車のRSでも1400kgを超える重量級であり、デビュー当初は国内モータースポーツでも「エボIXには勝てない」と言われていたが、技術の向上で主力マシンとなっていった。
振りかえれば、1992年に登場したランサーエボリューションは、当時の三菱自動車の勢いを象徴するようなクルマだった。モータースポーツでの活躍がそのまま市販車の販売につながる時代でもあり、それを効果的に使用した。WRCで可能性を見せていたギャランVR-4をさらに進化させ、ランサーエボリューションでタイトルを目指した。
それは三菱らしいやりかたでもあり、モータースポーツに直接関係ないユーザーもランエボに魅力を感じるようになったのは事実だ。ランエボは毎年進化していったが、WRCでは97年からグループAという市販ベース車からより自由度の高いWRカーと呼ばれる規定に変更され、ランエボの活躍もエボVIまでとなる。
その後、ランサーもWRカーを投入するが、国内で三菱自動車のリコール隠しの問題などから社業が低迷。モータースポーツからも撤退することになる。そう考えると、ランエボを見られた世代というのは幸せな時代に居合わせたと言えるだろう。
ランサーエボリューションX(2007年) 主要諸元
●全長×全幅×全高:4495×1810×1480mm
●ホイールベース:2650mm
●車重:1540/1520(1420)kg
●エンジン型式・種類:4B11・MIVECインタークーラーターボ・連続可変バルブタイミング付DOHC[16V]直列4気筒
●排気量:1998cc
●最高出力:280ps/6000rpm
●最大トルク:43.0kgm/3500rpm
※( )内はRS
ランサーエボリューションX ファイナルエディション
ランサーエボリューション ファイナルエディション(2015年) 主要諸元
●全長×全幅×全高:4495×1810×1480mm
●ホイールベース:2650mm
●車重:1530kg
●エンジン型式・種類:4B11・MIVECインタークーラーターボ・連続可変バルブタイミング付DOHC[16V]直列4気筒
●排気量:1998cc
●最高出力:313ps/6500rpm
●最大トルク:43.7kgm/3500rpm
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?