F1を離れ、シーズン5からフォーミュラEに戦いの場を移しているストフェル・バンドーン。第5戦香港では初のポールポジションも獲得するなど、上位に食い込む速さを見せ始め、シーズン後半での活躍に期待がかかっている。
2018シーズンまでF1に参戦していたバンドーンだが、今季はHWAに加入しフォーミュラEでの挑戦を開始している。F1をはじめ、世界中にあるフォーミュラカーとはマシンの動きやドライビングが大きく異なると言われるフォーミュラEのマシンだが、バンドーンは早くも違和感なく走れている様子。パドックでも他のドライバーや関係者らと談笑するシーンが目立つなど、フォーミュラEの雰囲気に早くも溶け込めているようだ。
■“予測不可能”なF1に嫌気? バンドーン、フォーミュラEに活路見出す
しかし、フリー走行から決勝までを1日で行うスケジュールという部分では、まだまだ慣れていないところもあるという。
「基本的にF1とフォーミュラEは大きく違うレースだから、比較することができない。特にフォーミュラEのレースフォーマットは特殊で、1日でプラクティスからレースまでを消化する。今まで僕がレースをしてきた環境とは違って各セッションごとの間隔が狭いから、データを分析する時間が少なかったり、忙しい部分はあるけど、それも含めて楽しむことができている」
そんなバンドーンだが、ウエットコンディションとなった香港ラウンド予選で本領を発揮した。雨が降ったり止んだりする難しいコンディションで各マシンとも四苦八苦している様子が見られたが、バンドーンは予選とスーパーポールで1分11秒台の好タイムを叩き出し、このシリーズでの初ポールポジションを獲得した。
このまま決勝でも優勝争いの中心人物になるかと思われたが、レース前半に駆動系のトラブルに見舞われストップ。無念のリタイヤとなった。
「予選ではすごくいい走りができて、僕にとってもチームにとってもフォーミュラE初ポールポジションとなった。
「決勝はいいペースで周回できていたけど、ドライブシャフトのトラブルでリタイヤとなってしまった。調子が良かったし、うまくいけば表彰台のチャンスがあっただけにすごく残念な気分だ。だけど、こういったクルマのトラブルは起きることだ」
レース後、非常に悔しそうな表情を見せ、何度も「悔しい!」と語っていたバンドーン。しかし、このポールポジションとレースでのペースの良さは確実にシーズン後半の原動力になると語った。
「このポールポジション獲得は僕もチームも間違いなく前進したという証拠だと思う。今シーズンは開幕して5戦でここまで来ることができた。あとは、この勢いで今までと変わらずプッシュしていくだけだ」
「香港でのデータや内容をもう一度見直して、次の中国ラウンドでしっかり活かしていきたい」
今週末は中国で第6戦が行われる。着実に流れに乗り始めているバンドーンの走りに注目したいところだ。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
660ccの「小さな高級車」って最高! めちゃ上品な「オトナの軽自動車」に称賛の声! ダイハツ本気の「ラグジュアリー仕様」が凄かった!
日本の自動車市場からフラッグシップセダンが減っている理由
トヨタ「プリウスα」なぜ消滅? 「復活」の可能性はある? “ちょうどイイサイズ”に3列シート装備で「画期的」だったのに… 1世代限りで生産終了した理由は
ホンダ新型「ヴェゼル」登場! 3年ぶり刷新でめちゃ精悍な「“スポーティ”カスタム」も設定! イチバン売れてる「純正アクセ」とは?
発売前は「AE86の再来」と期待されたトヨタ「アルテッツァ」は残念な1台でした…というのは昔の話。現在では中古価格が上昇中です
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?