今季のスーパーGT・GT300クラスで新投入される注目の1台、apr LC500h GT。aprは岡山国際サーキットで行なわれた公式テストを終えて、想定以上の手応えを感じているようだ。
1月の東京オートサロンでお披露目されたLC500hは、そのロングホイールベースが特徴的なマシン。床裏面積が大きくダウンフォースが出せるマシンとなっているため、高速コーナーがある鈴鹿やSUGOでは期待ができるが、その一方で小さなコーナーが多く回頭性を求められる岡山やもてぎといったサーキットは不得意かもしれない……金曽裕人監督はオートサロンでそう語っていた。
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しかし、31号車apr LC500h GTは岡山テストで上々のタイムを記録した。初日午前は6番手、同日午後は2番手。2日目はセッティング変更などにトライしたこともあってか総合15番手止まりだったが、初日は上位に食い込んでみせたのだ。
車両特性としては岡山を苦手とするはずのLC500hがなぜ上位に入ったのか? これについて金曽監督は、LC500hが持つダウンフォース以外のもうひとつのストロングポイントが関係しているのではないかと分析する。
「みんながどこまで(本気で)走っているのか分かりませんが、思った以上に重量配分が良かったです。それがロングホイールベース(によるウィークポイント)をある程度かき消してくれています」
「岡山は苦手なサーキットではありますが、超苦手かと言われると、そうではないです。悪くはない、でも速くもない……という感じです」
2日目には足回りのセットアップを変更し、岡山のようなタイトなコーナーの多いサーキットで小回りを効かせられるかトライしたaprだったが、そこに関してはうまくいかなかったという。ただ前述のように重要配分が良くバランスの良いマシンに仕上がっているため、まずまずのレースができるという手応えがあるようだ。
「ここで勝てるクルマかと言われたらそうではないですが、上位に来れることが分かりました。想定よりは良いですね。取りこぼさないようなレースはできると思っています」
また今季の目標について問うと「鈴鹿! 以上!とひとこと。得意と見られる鈴鹿で優勝し、岡山など苦手とするサーキットでも取りこぼしなくポイントを積み重ねられれば、シリーズタイトルも狙えるのでは……そう問いかけると金曽監督は次のように返した。
「そんな簡単にはいかないですよ。そんな甘い世界ではない。みんなそうなりたいと思っていますから」
「ただ、どのサーキットでも取りこぼさず、得意なサーキットは本気で取りに行きたいと思っています。結果は後からついてくると思います」
「鈴鹿でコケたら終わりだと思って!(笑)」とおどける金曽監督。今季2度予定されている鈴鹿戦はaprのLC500hに大いに注目だ。
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