先週のイギリスGPでは、レース終盤にメルセデスの2台やマクラーレンが次々とタイヤトラブルに見舞われた。それに対してピレリ側は、「高い摩耗と過度の負荷がかかったから」と説明し、タイヤ自体の構造的欠陥や不良品であることを完全否定した。
一方でピレリは、同じシルバーストンサーキットで行われる今週末の70周年記念GPに、さらに一段階柔らかいコンパウンドを投入した(C2~C4)。案の定というべきか、初日フリー走行ではリヤタイヤにひどいブリスター(火ぶくれ)を起こすクルマが続出し、C4(今回のソフトコンパウンド)はレースではほぼ使い物にならないことも明らかになった。
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みんなのコメント
バーストのリスクがあるのはよくないけど、今回のレースを観てこれはこれでアリなのかなとも思いました。
波乱でも起きなければほぼ順位が確定しているF1においてタイヤ戦略次第で上位チームでも喰えるということがよくわかったと思うし、観てる側も久しぶりにハラハラドキドキできたのでアリではないかと…
完成度の高いタイヤだとレース結果は車の性能順になるだけでつまらなくなってしまいそう。