ガソリンの高騰により再び燃費性能に注目が集まっている。WLTCモードになって実燃費により近づいている。ここでは、その燃費性能について見ていく。ハイブリッドが圧倒的に有利だが、そのハイブリッド同士でも差がついている。
※本稿は2023年10月のものです
文/ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2023年11月26日号
1.8Lプリウスが燃費で圧倒!! コンパクトSUVトップは? WLTCモード燃費を偏差値で評価
■セダン&ワゴン&ハッチバック部門
トヨタ車以外のトップはホンダ シビックe:HEV。難関早慶レベルですね
このクラスの燃費では伝統的にプリウスが圧倒的に強い。燃費志向から脱却したと言っても最強です。その偏差値は76をマーク。新開発の2Lモデルは若干落ちるが、プリウスはプリウス。
このクラスの平均が18.9km/Lと優秀なのはハイブリッド勢が引き上げている。カローラのガソリンモデルがほぼ平均となる偏差値だ。ちなみに最下位は……LSのガソリンモデルで偏差値35。
セダン&ワゴン&ハッチバック WLTCモード燃費偏差値(平均:18.9/標準偏差:2.1)
■コンパクトSUV部門
同門のカローラクロスもあるなか、手頃なサイズ、燃費のよさがヤリスクロスの人気の要因
コンパクトSUVの平均燃費は19.4。非ハイブリッドモデルもまだまだあるなか、なかなか優秀な成績をマーク。
その平均モデルはマツダCX-30のディーゼルターボとエスクードで偏差値50。そう考えると、クラスは上ながらCX-60のXDの20km/Lに迫る燃費って驚異的と痛感。
トップはこれまたTHSを搭載するヤリスクロス。トヨタのTHSはいまだに燃費性能では抜群の安定感がある。
ガソリンエンジン車ではライズ/ロッキーの1Lターボが偏差値46でトップ。ハイブリッド相手ではガソリン勢は小排気量でも厳しい。
コンパクトSUV WLTCモード燃費偏差値(平均:19.4/標準偏差:2.8)
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みんなのコメント
走る場面や運転手も違えば燃費が変わるのは当たり前の話ですよね。
決められた条件での比較ですので、燃費で車を選ぶのなら相対的な比較として参考になると思います。
◯◯車はカタログ値の7割しかないとコメントする方もいますが、7割という燃費◯◯車ではなく車全体の話では?
いつでもカタログ値と同等の燃費性能の車があれば教えてほしいですけどね。
13年目、走行16万Kmの30プリウスに乗っているが、いまだに妻の実家の福島県猪苗代往復600Km-高低差500mを、妻と二人乗車で往復して24Km/L走ってくれる。
自宅周辺の買い物とでちょこまか走っても19Km/Lは走ってくれる。
1.4トンもある車なのに、13年目、16万Km走行車なら御の字の燃費だ。
故障も13年間一度もなく、余裕の安定性を誇っている。
流石はプリウスだと思う。
カタログ燃費との相違?
孫寿葉買う前からネットで調べて、実燃費を把握して購入するのなんて、日本人なら常識だろう。
「相違がある?」…つまらん事に、イチャモン付けてんじゃあないよ!