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日産新型SUV「マグナイト」は新生ロゴ採用の新フェイス!? 「C-HR」と並ぶ個性派?

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日産新型SUV「マグナイト」は新生ロゴ採用の新フェイス!? 「C-HR」と並ぶ個性派?

■新生日産ロゴの市販モデル第一弾となるか?

 日産が2020年10月21日に公開した新型SUV「マグナイト」は、海外市場向けモデルであるものの、同社の日本の研究施設を活用して開発。一方、日産の共通デザイン「Vモーショングリル」が採用されないなど、外観において直近の日産SUVとは異なる特徴を持ちます。

【画像】新型「マグナイト」をささっと見る!(30枚)

 一方、日本のSUV市場の現行モデルとしてトヨタ「C-HR」が存在しますが、こちらもトヨタとして先んじてクーペSUVスタイルを採用するなど、外観が特徴的なSUVとして知られます。

 そこで、両車の特徴を、外観を中心に比較していきます。

 日産新型マグナイトは、インドでは同社初となる全長4m以下の小型SUVです。事業構造改革「Nissan NEXT」において、重要なモデルとして位置づけられています。

 開発にあたっては、2020年7月に発表された日産の高性能電動EV「アリア」の性能試験もおこなわれている栃木試験場が活用され、あらゆる道路環境にも対応できるSUVに仕立てられました。

 外観デザインを見ると、前述のとおりVモーショングリルを採用せず、六角形のフロントグリルが与えられている点が特徴的です。

 日産はSUVに限らず、国内外のさまざまなモデルにVモーショングリルを採用。前述の新型アリアにも、白い光で表現される最新デザインのVモーショングリルが装着されています。

 一方、新型マグナイトのフロントグリルは、同社が新興国で展開するダットサンブランドのモデルにも似たデザインのフロントグリルです。ほかの日産SUVとは一線を画す顔つきといえます。

 ほかにも新型アリアと共通するポイントとしては、装着されるエンブレムが、新型アリア発表時に公開された新生日産ロゴであることが挙げられます。

 新型マグナイトは2021年初頭にインド市場で発売される予定で、新型アリアの発売は2021年中頃とまだ先です。

 もし、2020年中にフルモデルチェンジ車や新規車種が日産から発売されなければ、新型マグナイトが新生日産ロゴ装着第一号となる可能性が残されています。

 シャープな形状のヘッドライトはLEDタイプが採用され、インド市場における日産のエントリーモデルであるにも関わらず、安いっぽい印象は受けません。ヘッドライトの下にはL字型のデイライトが配されています。

 ボディサイドは、盛り上がったフェンダーの形状やブラックのフェンダーアーチパーツで四輪の踏ん張り感を強調。リアは横長のテールランプが配されて塊感のある印象です。

■いまだ色褪せないトヨタ「C-HR」のデザイン

 トヨタのSUVラインナップのなかでもとくにデザインコンシャスなSUVとして登場したC-HRは、全長が4.4m弱と、新型マグナイトよりふたまわり大きなボディを持ちます。

 コンセプトモデル(TOYOTA C-HR Concept)が公開されたのは2014年のパリモーターショーで、その後日本市場で発売されたのは2016年12月。

 2020年10月時点で、コンセプトモデルの登場から6年ほど経過したことになりますが、市販モデルでもコンセプトモデル時代の艶やかさをそのまま再現したデザインは、色褪せることない魅力を感じさせます。

 SUVのたくましい足回りと、クーペのようなスピード感を融合した、新ジャンルのスペシャルティといえるデザインです。

 顔つきは、トヨタがグローバルモデルを中心に採用している「キーンルック」と呼ばれる共通デザインを採用しているので、とくに鋭いヘッドライトやフロントグリル周辺のデザインは、ほかのトヨタ車との関連性も感じられます。

 しかし、フロントフェイス以後のボディは、強く絞り込まれた抑揚あるデザインや、大きく張り出したフェンダー、そしてあえて小さくデザインされたリアドアウインドウや目立たないデザインのリアドアハンドルが、2ドアクーペのような存在感を実現。

 トヨタによると、モチーフとなったのはダイヤモンドだといい、ボディ下部を強く削ぎ落とすことで彫刻的な面構成を実現。

 トヨタは2020年6月に発売した「ハリアー」でもクーペSUVスタイルを提案していますが、現在も彫りの強さではC-HRがトヨタ随一のクーペSUVといえるでしょう。

 2019年10月にC-HRはマイナーチェンジを実施。フロントのエアインテークを左右に広げ、ワイド感を強調したデザインとしたことで、その存在感に磨きをかけています。

※ ※ ※

 近年、SUVは人気の高いカテゴリですが、SUVの“ゴツくて存在感あるデザイン”に魅力を感じるユーザーが多く、悪路走破性は二の次、という人が少なくないといいます。

 デザイン面も含め魅力的なSUVが続々と登場する現状では、SUV人気はしばらく続くと見てよいでしょう。

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みんなのコメント

1件
  • リアのデザイン見るに、北米のローグと同じデザインの方向性を感じるので
    日本でもキックスよりこちらを導入して欲しかったな。
    キックスもフルモデルチェンジでこういうデザインになるならまあいいけど。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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