フェラーリはF1第3戦オーストラリアGP決勝でカルロス・サインツJr.に科されたペナルティについて再審請求を行なっていたが、FIAシチュワードはヒアリングの結果申請を却下した。
発端となったのは波乱のレース展開となったオーストラリアGPの2度目の赤旗中断からの再スタート直後、サインツJr.がフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)に衝突してスピンさせてしまったことだ。
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この接触についてスチュワードはサインツJr.の責任を認め、5秒のタイムペナルティを決定。セーフティカー先導でのレース終了だったこともあり、サインツJr.は4番手フィニッシュながらも大きく順位を落とし、12位という結果に終わった。
ただサインツJr.も、チーム代表もこのペナルティには不満を感じており、チームとしてはペナルティの取り消しを求め、再審請求を行なった。
今回の再審請求にあたり、フェラーリはテレメトリデータやサインツの証言、他ドライバーの証言などを提出している。そして4月18日にはこの件に関する公聴会が行なわれたが、FIAはフェラーリの再審請求を却下したことを明かした。
彼らは「裁定の時点で入手できなかった重要で関連性のある新たな情報」を提供できなかったと述べている。
FIAはサインツJr.にはアロンソと衝突したことに対し「完全に責任がある」と判断しており、再スタート時の1周目にインシデントが発生する可能性が高まることを考慮しても、回避行動をとる“十分なギャップ”があったが「そうしなかった」と結論付けている。
なおサインツJr.はターン1に向けてブレーキを強めたと主張。リスタートのフォーメーションラップが遅くタイヤが冷えていたことによりアロンソを避けることができず、さらに日差しによって視界が妨げられていたとも語っている。
だがFIAはブレーキングポイントを示すことは”重要な新たな情報”にはあたらず、全てのドライバーが同じ状況で対処しなくてはならなかったと指摘している。FIAによる声明の記載は次のようなものだ。
「トラックとタイヤのコンディションは全ての競技者が考慮し、適応する必要のあるものだった」
「(ピエール・ガスリーとの)レース中にブレーキングを遅らせようとしたとき、(サインツJr.は)ドライバーとしてクルマのコントロールを失うリスクを冒した」
「今回、そのリスクが現実のものとなり、衝突が発生した結果ペナルティが科せられた」
なおフェラーリはFIAによる再審請求却下を受けて「失望している」ものの、プロセスと最終的なFIAの判断は「尊重している」とコメントを発表している。
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