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日本と異なる海外ミニバン スライドよりも横開きが好み? 定番装備が不採用なワケ

■利便性の高いスライドドアはなぜ採用されない?

 日本の自動車メーカーのなかには、海外でのみ販売するMPVカテゴリ(日本でいうミニバン)のモデルを製造・販売しているメーカーがあります。とくにアジア市場には各メーカーが新型車を投入するなど、近年注目されている状況です。

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 しかし、アジア市場で販売されるMPVは後席ドアがヒンジドアのものが多く、日本のミニバンのほとんどが採用するスライドドアは少数派です。なぜ、日本のミニバンで主流のスライドドアは、アジア市場のMPVではあまり採用されないのでしょうか。

 MPVをアジア市場で販売する日本の自動車メーカーには、トヨタやダイハツ、ホンダ、三菱、スズキ、日産などが存在。

 なかには、日本でも販売されているトヨタ「シエンタ」「ヴォクシー」や日産「セレナ」が、現地の法規にあわせて販売されている例もあるものの、日本では販売されないモデルも多く設定されています。

 日本メーカーのなかにはグループ間の連携を活用して製造・販売している例もあり、トヨタとダイハツの両社は「アバンザ(トヨタ)/セニア(ダイハツ)」を共同開発したほか、三菱は「エクスパンダー」を日産へOEM供給し、日産「リヴィナ」として販売されています。

 こうしたアジア市場で販売されるMPVの後席ドアは、なぜヒンジドアが採用されることが多いのでしょうか。

 自動車メーカーの開発者に聞いたところ、次のように話します。

「まずエントリーモデルのMPVの場合は、スライドドアよりもヒンジドアのほうが製造コストが安いことが挙げられます。また、壊れたときの整備性の確保も理由のひとつです」

 コスト面や整備性を考慮した結果だといいますが、それ以外にも、現地の道路事情による理由もあると、前出の開発者は話します。

「例えば、タイの郊外に行くと、道路の冠水が起きることはとくに珍しいことではなく、背の高いクルマやピックアップ、SUVなどの人気が高いのです。

 そうした事情もあり、現地で販売されるクルマは洪水対策や未舗装路対策などとして、日本で販売されるクルマと比べて最低地上高が上げられていることが多いです。

 最低地上高が高いクルマにスライドドアを装備すると、フロア高が高くなり過ぎてしまうので、乗降性の確保もヒンジドアを採用する一因になっていると思います」

※ ※ ※

 日本車が海外で受け入れられているのは、長年のクルマづくりで培われてきた品質の高さだけでなく、現地の需要へ的確に応えるクルマづくりをおこなった結果だといえるでしょう。

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