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【価格/サイズ/内装は?】新型キャデラック・エスカレード、日本発売 3列7人乗りSUV 東京オートサロン2021に展示へ

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【価格/サイズ/内装は?】新型キャデラック・エスカレード、日本発売 3列7人乗りSUV 東京オートサロン2021に展示へ

はじめに 5代目エスカレードとは

ゼネラルモーターズ日本法人は、フルサイズSUV「キャデラック・エスカレード」の新型を、11月13日から日本発売すると発表した。

【画像】キャデラック 新型エスカレード(北米仕様)【細部まで見る】 全65枚

エスカレードは、その登場以来、大型ラグジュアリーSUVのアイコンとして、世界のセレブリティが愛用してきた。

今回フル・モデルチェンジを受けた新型は5代目にあたり、アメリカ本国で今年2月に世界初公開されている。

新型は、車体構造を刷新。ホイールベース/全長を延長し、新しい独立懸架リア・サスペンションを採用したことで、キャビンと積載空間が大幅に広がったのがトピックだ。

そのボディサイズは、全長5382×全幅2060×全高1948mm(北米仕様値)という堂々たるもの。

GMジャパンでは、2021年1月15日(金)~1月17日(日)に千葉県・幕張メッセで開催予定の東京オートサロン2021で、新型を国内初公開すると発表している。

それでは、日本上陸が待たれる新型エスカレードの概要を紹介していこう。

新型エスカレード 外観

洗練されたデザインと先進テクノロジーにより、“キャデラックの最高傑作”と謳われている5代目エスカレード。

その外観は、スポーティでダイナミックなプロポーションに生まれ変わった。圧倒的な存在感を放つエスカレードの個性は引き継ぎながら、新鮮なスタイルが織り込まれている。

具体的には、スリムでスマートな新ヘッドライトにより、従来型エスカレードと差別化しつつ、垂直方向を強調したテールランプがキャデラックの伝統を継承。

先進の照明技術が大胆な存在感を演出している。

新型は、2つのグレードを展開する。

1つは、最高峰モデルにふさわしいラグジュアリー系グレード「プラチナム」。もう1つは、精悍な顔つきが特徴の「スポーツ」。

ホリゾンタルバーを配したガルバノグリルの「プラチナム」に対し、ブラックメッシュ・グリルやブラック・トリムが特徴となる「スポーツ」という2つの個性を用意し、ライフスタイルに合わせて選ぶことができる。

新型エスカレード 内装

新型エスカレードの内装は、自動車業界で初搭載される「湾曲型OLEDディスプレイ」が最大のニュースだ。

メータークラスターと左右のディスプレイを合わせると、対角線の長さが38インチ超となる大型ディスプレイ・エリアを装備。

鮮やかな色・画質を映し出すOLEDは、ディスプレイ部を覆うフードが必要なく、明るく乱反射のない環境を作り出す。

これにより、車載用ディスプレイのなかでは、現在最大の色域(ピクセル密度が4Kの2倍)を提供することになる。

室内空間は、ホイールベース(+121mm)、全長の延長(+187mm)、新しい独立懸架リアサスペンションの採用によって、車室のフロア高を低く、キャビンとラゲッジスペースを拡大することに成功。

従来型と比較して、3列目シートのレッグルームはおよそ40%拡大。居住空間が広がるだけでなく、2/3列目のシートにも簡単にアクセスできるようになった。

また、3列目乗員の着座姿勢も快適に過ごせるものになったという。

新型エスカレード パワートレイン&シャシー

新型に標準搭載されるエンジンは、新しい6.2LのV8ユニット。

可変バルブタイミング、オートストップ/スタート機能、ダイナミック・フューエルマネジメント・テクノロジーを搭載し、最高出力426psを達成しつつ優れた効率性を両立した。

トランスミッションは、エレクトロニック・シフトコントロールを備えた10速オートマティックを選んだ。

足まわりは、前述のように新開発の独立懸架リア・サスペンションを採用。

各ホイールが個別に路面状況に対応し、乗り心地、ステアリングの応答性、コントロール性を飛躍的に向上させたという。

また、世界最速で反応するサスペンション技術「マグネティック・ライドコントロール」は、改良を加えた最新版にアップデート。

センサーで継続的に路面の変化を“読み取る”ことで、ほぼ瞬時にショックアブソーバーの減衰率を調整。従来のコンピューター制御のものよりも、高速に反応し、車体の上下動、ボディロール、大型SUV固有の振動を軽減する。

さらに、きめ細かな車高の調整を行う「アダプティブ・エアライド・サスペンション」、可能な限りのトルクをホイールに供給しトラクションを高める「電子制御式リミテッド・スリップ・ディファレンシャル(eLSD)」との組み合わせで、ボディコントロールと卓越した俊敏性を実現する。

新型エスカレード 装備

新型エスカレードの先進装備についても見ていこう。まずは、4台の外部カメラで撮影した周辺状況を、200万画素の鳥瞰図で表示する「サラウンドビジョン」を標準装備。

最大9つのカメラ・ビュー(リアカメラ・ガイドラインを含む)を提供し、簡単なヒッチ操作をサポートする牽引統合パッケージを採用した。

新型の「リアシート・エンターテインメント」は、クラス初の12.6インチ独立タッチ式HDディスプレイを左右のシートバックに備え、HDMIおよびUSB入力を介してゲーム、音楽、映像を再生するストリーミング機能、スマートフォンのミラーリングが可能となっている。

また、車内各所に各種充電/入力ポートを用意したほか、フロアコンソール内の冷蔵庫には冷凍機能も追加された。

音響面では、「AKG製オーディオテクノロジー」を初採用

有名ミュージシャンが使用するマイクで知られるAKGの技術を、初めて自動車のオーディオシステムに導入。36のスピーカーで構成された音響空間は、鮮明で没入感のあるサウンド・エクスペリエンスを提供するという。

また、前後乗員の声を内蔵マイクで捉えてスピーカーから出力することで広い車内でのコミュニケーションを強化した。

さらに、GMジャパンがゼンリンデータコムと共同開発した完全通信車載ナビ「クラウドストリーミングナビ」を標準装備。トンネルなどGPSで測位できない環境でも自律航法が可能となっている。

新型エスカレード 価格/納車開始時期

新型キャデラック・エスカレードの日本価格は、下記のとおりとなっている。発売日は11月13日だ。

エスカレード・プラチナム:1490万円
エスカレード・スポーツ:1520万円

また、発売を記念して、好みの外板色/インテリアカラーが選べる「プレオーダー・キャンペーン」を、11月13日(金)~2021年1月17日(日)までの期間限定で実施するという。

なお、新型エスカレードの日本市場における納車開始は、2021年夏ごろの予定と発表されている。

新型エスカレード スペック

新型キャデラック・エスカレード スペック(数値は北米換算値)

全長×全幅×全高:5382×2060×1948mm
ハンドル位置:左
車両重量:2641kg
エンジン種類:6.2L V8 OHV
最高出力:426ps/5600rpm
最大トルク:63.6kg-m/4100rpm
トランスミッション:10速オートマティック
駆動方式:セレクタブル4WD
乗車定員:7名

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みんなのコメント

1件
  • うわ!?メッキ華燭無しだけど…迫力あるぅ!!。こーゆぅデザインを見ると デザイナーの上手さが光りますねぇ…どッかの国の車屋のデザイナーも参考にして欲しいモンだ。
    あ゙ーコノ デザインがウケれば ほッといても 参考にするか?。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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