ベントレー、アストンマーティン、ロータス、ジャガー、ランドローバー、マクラーレン、ロールスロイスといった英国車70台が参戦したTHE GREAT BRITISH RALLY in 東京が2日間にわたり開催された。超貴重な戦前の英国車も多く、スタート地点となる英国大使館に集まり、愉しく素晴らしく華やかで豪華な2日間が始まった。(Motor Magazine2023年2月号より)
8年ぶりに開催された英国車だけのラリー
前回の開催は2014年、つまり8年ぶりの開催となったザ・グレートブリティッシュ・ラリーin東京(以下GBラリー)。英国大使館の後援で開催される公式イベントだが、10年に1回、つまり次回は24年に開催予定だった。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
しかし22年はエリザベス女王の在位年の記念すべき70年となるため、2年早められた。しかし女王陛下が崩御・・・開催も危ぶまれたが、あらためて女王陛下の追悼とチャールズ国王による新時代の到来を記念すべく開催されたのである。
そんな記念すべきGBラリー参戦へのお誘いがベントレーから届いた。すぐに参加表明したのは言うまでもない。MMチームのコドラは、笠原美香さんに依頼。モーターマガジンのYou Tubeに出演しているレポーターだ。このGBラリーの様子の動画も彼女のYou Tubeで公開するようなので、そちらも楽しみにしていただきたい。さて、ここからは笠原レポーターに印象を聞いた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「優雅なブレックファスト、バラの庭園、歴史があり荘厳な建築、屋内に数多くのアートも飾られている英国大使館。そこに新旧英国車が集結と、敷地内はまさにイギリス!『ここは本当に日本?』と早朝から旅行気分に♪GBラリーもジュリア・ロングボトム駐日英国大使のスタートセレモニーでテンションも上がりました。
英国紳士のような編集長と優雅な時間を
そして乗るのがベントレー コンチネンタルGTスピードだなんて、モータースポーツ好きの私には超嬉しい。ラグジュアリーな車内で、コドラであることをたまに忘れミスコースもあり(笑)、そんな時もやさしく許してくれた英国紳士のような編集長の運転で優雅に過ごすことができました。
晴天に恵まれ、道中のランチも紅葉も楽しみつつ、途中で参加者の英国車を見かけるとなんだかイギリスを走っているような気分になります。そして普段なかなか見られないクラシックカーも多く、道がまるで新旧英国車の移動式博物館のようで贅沢な空間でした♪
宿泊先も憧れていた富士スピードウェイホテル。それも念願のサーキットビューでのステイに大興奮、またドレスアップしてのディナーも至福の時間でした。
そんな贅沢の極みのなかにもアクティビティが。タイムトライアル競技が用意されクルマで遊ぶ時間があり、これがジワジワとハマり何回も練習して楽しんでしまったのもいい思い出です。
目的地までみんなで走り、道中いろいろな場所で交流、楽しさを共有し合えるところが素敵でした。そして、これほど英国気分にしてくれる主催者のセンスも光っていました。心にグッと残る、ときめきが詰まった2日間でした」
(文:笠原美香、千葉知充 Motor Magazine編集部/写真:ザ・グレート・ブリテッシュ・ラリー )
[ アルバム : THE GREAT BRITISH RALLY 参戦レポート はオリジナルサイトでご覧ください ]
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