ちょい悪な大人スタイルで決める！ アウディの厳選カスタム7選…A-MESSE JAPAN 2024

オールジャンルのカーショーとしても毎回エントリー数を増やし続けている「A-MESSE」。今年は愛知国際展示場で9月22日に「A-MESSE JAPAN 2024」が開催され、国内／屋外展示場に多くのエントリーを集めた。欧州車カスタムで、一大勢力となったアウディの各車をまとめて取材した。

◆カーボンエアロ+Ploomエアサスで完全武装、王者の風格漂うR8
寸分抜かりの無いカスタム処理を施したアウディ『R8 V10プラスクーペ』。足まわりはPloom製エアサスに、ホイールはneutrale製「LTS Elvtd」をセットアップする。さらにエクステリアはbalance it製のフルエアロ+GTウイングをセットし、R8のパフォーマンスに合わせた仕様を究める。

ボンネットもカーボン化するなど、R8が各部に用いる純正カーボン仕様とのマッチングを考えた外装カスタムも見どころ。USレカロ「ポディウム」もカーボン仕様のスペシャル、内外装にカーボンパーツ満載でトータルコーディネートも万全だ。オーナーによると今後はエンジン関係の大幅なチューニングがを計画されているとのことで、アップデートされた姿でのお披露目を待ちたい。

◆強烈なスラムドのTTS、ワーク「マイスターS1」で決める
徹底的に足まわりセッティングにこだわったのがこちらのアウディ『TTS クーペ』。ホイールにはワーク「マイスターS1」を用いているのだが、フロントには9.5J IN10をチョイス。思い切りキャンバーを付けるだけでは収まらず、インナーパネルのカット～ストラットの一部を加工するなどして収める。

一方のリアも9.5J IN-1を履くのだが、ショックがホイールのインナーに干渉するためオフセット加工を施して交わす作戦を実施。外から見ると美しく収まっているのが裏側にはかなり手の込んだ処理が込められている車両だ。

さらにリアまわりで見どころとなったのはマフラー、取り付けられているのはポルシェ『カイエン』の4本テール。TTS純正のエンド部にピッタリはまる形状＆サイズで、まるで純正のような仕上がりに驚いた。

◆RSらしい大胆なフェンダーデザインのRS4、BBS LMと抜群のマッチング
大きく張り出したフェンダーに、BBS「LM」を飲み込ませたセッティングが大胆で美しいアウディ『RS4』。20インチホイールの存在感を際立たせるホイールマッチングになっているのは、そのフォルムを見れば一目瞭然だ。

小振りなリップ処理なども施しているが、ブラックのボディカラーをわずかに補う程度でシンプルそのもの。対照的にフェンダーまわりを目立たせるアレンジが、このクルマの最大の見どころになっている。

◆シックでまとめ上げた雰囲気のS1、ホイールは漆黒のブラック
コンパクトなS1ならではの、軽快でスポーティなドレスアップスタイルを完成させたのがこのアウディ『S1』。ホイールに選んだのはrotiformのモノブロックモデル「KPS」。5交点のメッシュデザインでディスク面がフラットなのが特徴的なモデル。これをフィッティングさせることで足もとにスクエアなイメージを与えた。

ただしリアは大きくフェンダーを被せるセッティングにこだわっているのもそのフォルムから伝わってくる。シンプルなリップを備えた外装処理もさりげなく個性を発揮するポイントになった。

◆A6アバントがペタペタ！大人のオーラ出しながらもばっちりシャコタン
ホワイトボディのアウディ『A6 アバント』 が履きこなしていたホイールはファンも多いOZ「MAE」だ。大きくラウンドしたディスク形状やディスクに穿った長方形のウインドウ形状など、独特のデザインが多くのユーザーを虜にするホイールでもある。

そんなホイールをフロント／リア共に大きくフェンダーを被せるセッティングにした。シルバー／ホワイトによるトーンを抑えたカラー使いとすることでも大人のムードを引き出したフィニッシュとなった。

◆上質で落ち着きあるカスタムA7、BBS「RE-V7」をマッチング
ブラウンの落ち着いたボディカラーを持つアウディ『A7』、上質なムードをさらに盛り上げるのはホイールに選んだBBS「RE-V7」。7本のY字スポークを備えた有機的なフォルムを持ち、ラウンドするスポークが印象的なモデル。そんなホイールに前後フェンダーを被せてセッティング。足もとからローシルエットを強調するフォルムとなった。

足まわりにはエアフォースのエアサスを組み込みロワードフォルムを究める。エアサスタンクをリアウインドウの見える位置にインストールするのも、アピール度満点のスタイルだ。

◆純白ボディに金のピアスボルトがアクセント、煌びやかなA6
ローシルエットを究めたのがこちらのアウディ『A6』。純白のボディにひときわ目立っていたのがsuperplusのホイールだ。フィン形状と中央部には広いディスク面を備えた独特のフォルムを持つ「KLX1」と呼ばれるモデルを20インチでセット。ゴールドのピアスボルトやセンターキャップを備えた仕様は目立ち度もピカイチだった。

足まわりのセッティングにも徹底して気を配り、リアは大きくキャンバーを付けてフェンダーを深く被せる仕様。フロントもきれいにフェンダーを交わしているのが見どころであった。