現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 一般車に紛れられるがゆえの「覆面パトカー」! 見分ける方法はある?

ここから本文です

一般車に紛れられるがゆえの「覆面パトカー」! 見分ける方法はある?

掲載 114
一般車に紛れられるがゆえの「覆面パトカー」! 見分ける方法はある?

 この記事をまとめると

■覆面パトカーの見分け方を紹介

【噂の真相】パトカーはチューニングされているって本当?

■最近はエンブレムレスやアンテナといった装備が消えつつあり秘匿性が増している

■一部覆面パトカーは地域限定で全国では採用されていない特徴がある

 年々秘匿性を増す覆面を見分けるコツとは

 気持ちよくクルージングをしているとき、背後に忍び寄る不審な1台の車両。気づいた時には時すでに遅しで、ルーフとグリルの中で赤色灯が点滅していた……、という経験をした人も少なくないハズ。そこで今回は、改めて覆面パトカーの見分け方についておさらいしたいと思う。

 ひと昔前であれば、覆面パトカーには警察無線用のアンテナがトランクに備わっているとか、グレードエンブレムが装着されていないとか、もっと古くは8ナンバー登録であるとか、さまざまな噂が流されてきた。

 しかし現在の覆面パトカーにおいてはよほどのカーマニアでもない限り、一般的な車両と判別がつかないほど秘匿性が増しているのである。

 というのも、以前は警察車両に採用される車種に関しては「パトカー専用グレード」なるものが密かに用意されており、一般流通している車両とは異なる意匠(主にコストダウン方向)が与えられていたのだ。

 しかし現在では、大々的にパトカー専用グレードを用意するのは220系のクラウン程度であり、それ以外の車種については市販グレードがベースとなっているというのも見分けが付きにくくなっている要因のひとつだろう。

 ちなみに220系クラウンのパトカーについては、後期型であるにもかかわらず前期型の廉価グレードに採用されていた16インチアルミホイールを装着しているというのが最大の特徴。またボディカラーも白、黒、シルバーのみの設定となっているので、その他の色は一般車両の可能性が大となっている。

 では、それ以外の市販車をベースとした覆面パトカーを見分けるコツとしては、大前提として交通取り締まりに従事する際は2人1組で実施するために、必ず2名乗車となっている点がひとつ。

 また、高速道路での取り締まり時はヘルメットを着用していることが多いため、乗員をチェックするのが大切だ。

 また当然ながら法令遵守が大前提のため、どんなに流れの速い場所であっても速度超過をすることはないため(追尾中を除く)わざとらしいくらいに速度を守っている車両も注意が必要といえるだろう。

 車種に関してはクラウンのほか、話題を集めたマークXのスーパーチャージャーモデルやカムリのスポーティグレードである「WS」、スバルWRXといった俊足自慢のモデルも導入されており、一見すると判別がつかないようにも思えるが、どれも4ドア車となっている点がセダン不人気の日本では特徴といえるかもしれない。

 なお、クラウンのように全国的に配備されている車両は国費で購入されている一方で、マークXのスーパーチャージャーやカムリWS、スバルWRXなどは都費や県費で購入されているため、限られた地域でしかお目にかかることがないというのも特徴だ。

 とはいえ、どんな覆面パトカーであろうとも、交通違反をしていなければ捕まることはないわけで、覆面パトカーの見分け方を覚えるよりも安全運転に努める方が数倍有意義といえるかもしれない。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

タカラトミー、新年祝う「百福トミカ」6種を発売へ…12月28日
タカラトミー、新年祝う「百福トミカ」6種を発売へ…12月28日
レスポンス
“ランエボ”を彷彿とさせるSUVは上質だった──新型三菱アウトランダーPHEV試乗記
“ランエボ”を彷彿とさせるSUVは上質だった──新型三菱アウトランダーPHEV試乗記
GQ JAPAN
フェルスタッペンが語る自身の将来。現行契約は満了へ「今に満足している。あまり深くは考えていないけどね!」
フェルスタッペンが語る自身の将来。現行契約は満了へ「今に満足している。あまり深くは考えていないけどね!」
motorsport.com 日本版
【中国】ホンダ新型「イエGT」実車展示! “レッド内装”が超カッコイイ! 異形ハンドル&四輪初の“画期的”モニター採用! 最新型「“スポーティ”セダンコンセプト」登場
【中国】ホンダ新型「イエGT」実車展示! “レッド内装”が超カッコイイ! 異形ハンドル&四輪初の“画期的”モニター採用! 最新型「“スポーティ”セダンコンセプト」登場
くるまのニュース
ホンダ『ステップワゴン』、ユーザーが最も注目した中古車に輝く… 『カーセンサー』
ホンダ『ステップワゴン』、ユーザーが最も注目した中古車に輝く… 『カーセンサー』
レスポンス
佐藤琢磨に訊く“息子”佐藤凛太郎のHRSスカラシップ獲得。父親として、そして同スクールの校長として……
佐藤琢磨に訊く“息子”佐藤凛太郎のHRSスカラシップ獲得。父親として、そして同スクールの校長として……
motorsport.com 日本版
本田宗一郎との約束を果たした2ストロークマシン「RC500M」世界一への道程
本田宗一郎との約束を果たした2ストロークマシン「RC500M」世界一への道程
バイクのニュース
[car audio newcomer]ホンダ プレリュード(山澤秀明さん)by Warps
[car audio newcomer]ホンダ プレリュード(山澤秀明さん)by Warps
レスポンス
メルカリ、陸送のゼロと業務提携 中古車取引の名義変更の代行や検査・輸送を支援
メルカリ、陸送のゼロと業務提携 中古車取引の名義変更の代行や検査・輸送を支援
日刊自動車新聞
「オーラが凄い…」 3000万円の超豪華セダン「トムス センチュリー」に驚きの声! 誰もが二度見する“存在感”がスゴイ! 超スポーティなトヨタ「究極のセンチュリー」とは!
「オーラが凄い…」 3000万円の超豪華セダン「トムス センチュリー」に驚きの声! 誰もが二度見する“存在感”がスゴイ! 超スポーティなトヨタ「究極のセンチュリー」とは!
くるまのニュース
『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part III』のデロリアン、アオシマの1/24プラモデルに
『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part III』のデロリアン、アオシマの1/24プラモデルに
レスポンス
MSJが初めて横浜へ。JAFモータースポーツジャパン2025、山下ふ頭で3月22~23日開催決定
MSJが初めて横浜へ。JAFモータースポーツジャパン2025、山下ふ頭で3月22~23日開催決定
AUTOSPORT web
なぜロールス・ロイスが本社周辺の歩道417号を整備?…本拠地の拡張プロジェクトのために地域社会と良好な関係を築く必要性があるようです
なぜロールス・ロイスが本社周辺の歩道417号を整備?…本拠地の拡張プロジェクトのために地域社会と良好な関係を築く必要性があるようです
Auto Messe Web
トヨタ「MIRAI(ミライ)」一部改良!精悍さ際立つオプション「ブラックパッケージ」も設定
トヨタ「MIRAI(ミライ)」一部改良!精悍さ際立つオプション「ブラックパッケージ」も設定
LE VOLANT CARSMEET WEB
「空飛ぶクルマ」がいよいよ大阪の空を飛ぶ!? ポスト万博に向けて大阪ダイヤモンドルート構想を発表
「空飛ぶクルマ」がいよいよ大阪の空を飛ぶ!? ポスト万博に向けて大阪ダイヤモンドルート構想を発表
Webモーターマガジン
スズキ『スイフトスポーツ』生産終了を正式発表、特別装備の「ZC33S ファイナルエディション」を限定生産へ
スズキ『スイフトスポーツ』生産終了を正式発表、特別装備の「ZC33S ファイナルエディション」を限定生産へ
レスポンス
ルノーとコラボした立体マルバツゲーム 「カンカンキャップス」が登場! ロゴ入り特別仕様が期間限定で予約受付中。
ルノーとコラボした立体マルバツゲーム 「カンカンキャップス」が登場! ロゴ入り特別仕様が期間限定で予約受付中。
くるくら
カスタムカーを愉しむ大人の社交場、「サークルパーティ2024」が6回目の開催
カスタムカーを愉しむ大人の社交場、「サークルパーティ2024」が6回目の開催
レスポンス

みんなのコメント

114件
  • コメ欄に「スピード違反しなければナンチャラ」が絶対に現れる案件。
  • あとは、2連のルームミラーやドアミラーが装備されてるか、走行している地域の地元ナンバーかどうかってのも確認しますね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村