トヨタは2022年8月23日、5ナンバーサイズのBセグメントの3列シート・ミニバン「シエンタ」を7年振りにフルモデルチェンジし、発売を開始した。
シエンタ Z(ハイブリッド・2WD・7人乗り)ボディカラー:アーバンカーキ新型シエンタの開発コンセプトは、扱いやすい5ナンバーサイズ、最新の安全・安心装備、低燃費、そして廉価であることを守り、全長、全幅サイズを維持し、大人7人が乗れる室内空間を確保。使用機会の多い2列目シートを大幅に改良しシート周り(足元スペース、ヘッドクリアランス)の居住性を改善している。
トヨタ「KINTO FACTORY」でGRヤリスもアップグレード可能に
また今回からTNGA-Bプラットフォームを採用し、低燃費と走りを両立するパワートレインを組み合わせて採用している。
エクステリア
エアクステリア・デザインは、ベルトラインを水平にした大きなキャビンとし、良好な視界と運転しやすい見切りを表現したガラスウインドウを採用。そしてボディフォルムはシンプルなモチーフ「シカクマル」としている。つまり箱型だが各コーナーにラウンド形状を組み合わせているのだ。
そしてツール感を強調するためボディサイドした側に、まるでシトロエンのエアバンプのようなサイドプロテクションモールを装着してる。
ボディカラーは全7色で、「アーバンカーキ」や「スカーレットメタリック」などを設定。加えて、ダークグレーのルーフ色と組み合わせたツートーンカラーは、「スカーレットメタリック」「グレイッシュブルー」の2色から選択可能としている。
インテリア
インテリア・デザインもシンプルなモチーフ「シカクマル」を採用。シンプルでありながら愛着のわくデザインとし、統一感を持たせたドアポケットやカップホルダー、レジスターとし、収納スペースに入るモノを楽しく表現したピクトグラムを組み合わせている。
インストルメントパネルはファブリックを用いた薄く軽快な水平基調。アッパー部前端から左右のドアベルトラインへのシームレスに繋がる形状により、室内空間の広がりと車両感覚のつかみやすさを両立させている。
インテリアカラーは3種類。明るい「フロマージュ」と、落ち着いた空間を演出する「ブラック」とし、これ以外にファンツールパッケージとして、親しみやすいアースカラーの「カーキ」もオプション設定している。
室内の利便性
室内空間では、室内高は従来より20mmアップ。水平基調の低いベルトライン、サイドガラスを立てたデザインにより、従来より開放感ある室内空間としている。また赤外線や紫外線をカットするウインドウガラスをコンフォートパッケージとしてオプション設定。そして後席の快適性を向上させる天井サーキュレーターもオプション設定している。
乗降性では、330mmという低いフロア地上高や段差のないフラットなフロアを踏襲し、パワースライドドア開口部の高さを1200mm(従来型比+60mm)に広げ、後席へ乗降性を向上させている。オプションでハンズフリーデュアルパワースライドドアも設定している。
また2列シート5人乗りタイプでは、2列目シートのチルトダウン構造を見直し格納時のシート背面高さを下げたことで、荷室高を50mm(従来型比)拡大。フラットで大容量のラゲージスペースを可能にしている。
新設定された天井サーキュレーター収納スペースも充実化ドアサイドポケットの収納安全装備とインフォテイメント
最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を全車標準装備している。プリクラッシュセーフティ、プロアクティブドライビングアシストを組み合わせている。
そして高度運転支援技術「トヨタチームメイト」の「アドバンストパーク」機能をZグレードのハイブリッド車にオプション設定している。
インフォテイメントは、全車が車載通信モジュールを搭載し、コネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオを装備。そのため通信によるソフトウエア・アップデートも実現している。
10.5インチのディスプレイオーディオ8インチディスプレイのディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)は、Xグレード除く全車に標準装備(Xグレードはメーカーオプション)。車載ナビ搭載の10.5インチのディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusは、Xグレード除く全車にメーカーオプションとしている。
ボディ、シャシーとパワートレイン
プラットフォームはTNGA-Bを採用し、さらに主要な骨格を連結させた環状骨格構造を新設計し、ボディの結合部の剛性を大幅に向上。軽量でバランスの取れた高剛性ボディとすることで、上質な乗り心地と操縦安定性のレベルを向上させている。
環状骨格構造を新採用また大幅に採用した骨格部の構造用接着剤、ルーフパネルに採用しているマスチックシーラーの一部を高減衰タイプとすることで、クルマ全体の質感を向上させている。
なおサスペンションは従来通りフロントがストラット式、リヤはトーションビーム式とし、しなやかな動きと接地感あるフラットな走りを追求したという。
パワートレインは、ヤリス系と同じM15A-FKS型3気筒1.5Lエンジン+ダイレクトシフトCVTの組み合わせと、M15A-FXE型3気筒1.5Lエンジン+THS-IIハイブリッドを設定。
M15A-FKS型3気筒のダイナミックフォース・エンジンM15A型はダイナミックフォース・シリーズで、直噴システムを採用。またこのM15A-FKS型でもアトキンソンサイクル運転を採用し、高効率と出力を両立させている。なおガソリンモデルの燃費は、WLTCモード燃費18.4km/L(5人乗り仕様)。ダイレクトシフトCVTはマニュアル感覚のシフトができる10速シーケンシャルシフトマチックを設定している。
ハイブリッド専用のM15A-FXE型は、高圧縮比+アトキンソンサイクルとし、高い熱効率を実現し、燃費性能を高めている。ハイブリッド・システムはヤリスと同様の最新世代で、高効率とよりダイレクト感のある走りを訴求。このハイブリッドモデルは、クラストップレベルのWLTCモード燃費28.8km/Lとしている。またハイブリッドモデルはリヤにE-Four(モーター)を搭載した4WDも設定されている。
価格
福祉車両シリーズ
福祉車両「ウエルキャブ」のラインアップはさらに充実したことに加え、要望の高いハイブリッドモデル含め設定グレードを拡大している。
車いす仕様車“タイプI(助手席側セカンドシート付)”車いす仕様車“タイプI(助手席側セカンドシート付/助手席側セカンドシートなし)”、車いす仕様車“タイプII(助手席側セカンドシートなし)”、車いす仕様車“タイプIII(ショートスロープ・助手席側セカンドシート付/ショートスロープ・助手席側セカンドシートなし)”、操作力を大幅に低減させた身障者運転用のフレンドマチック取付用専用車などをラインアップしている。
価格
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トヨタ 公式サイト
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シエンタクロス・・・
パクりそう