■特別仕様車「Premiere Edition」を設定
2022年3月10日、トヨタの英国法人がEV「bZシリーズ」の第1弾となる新型SUV「bZ4X」の新たな販売方法を発表しました。
新型bZ4Xは、電気自動車専用に開発されたモジュール式プラットフォーム「e-TNGA」をベースに、未来的なデザインや広い室内空間、先進のコネクティビティ技術、安全技術を兼ね備えたSUVタイプのBEV(バッテリーEV)です。
その核となるのは新たなパワートレインで、新型bZ4Xは71kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載。1回の充電で370kmから450kmの走行を可能にしています。
新型bZ4Xの外観デザインは、BEVの先進感やSUVらしい力強さを両立したスタイリングを実現。
フロントフェイスは、従来のガソリン車のようなラジエータを強調したデザインとは異なり、空力アイテムが織り込まれたコーナー部と、上下に薄いバンパー形状によりBEVの独自性を表現しています。
運転席は、ステアリングホイールの上側を通してメーターが見えるように配置したトヨタ初のトップマウントメーターを採用することで、視線移動を少なく遠視点化し、見やすさを重視しています。
※ ※ ※
英国では、すでに4万1950ポンド(約650万円)からとする価格が発表されていますが、新たに販売方法についてレンタルと契約購入の2プランを設定。
レンタルは、36か月契約、初回3662ポンド(約57万円)、月額611ポンド(約9万5000円)でリース契約が可能(このほか法人向けプランもあり)。
一方、リースではなく自分で所有したい場合は、36か月契約、保証金3662ポンド(約57万円)、月額669ポンド(約10万円)の契約購入プランも用意されています。
また、BEVの導入ハードルを下げるため、全車に家庭用・外部用充電器とロードサイドアシスタンスをカバーする無料パッケージが付いてきます。
bZ4Xは、英国では「Pure」「Motion」「Vision」の3グレードに加え、デビュー記念特別仕様車「Premiere Edition」を設定。
最上位のVisionグレードと同じく、5ダブルスポーク20インチアルミホイール、自動ブレーキ機能付リアパーキングセンサー、リモートコントロールパーキングアシスト、合成皮革シート表皮を採用。
さらにフロントシートヒーター&ベンチレーション、キックセンサー付パワーバックドア、ステアリングヒーターなどの全装備に加え、Premiere Editionはさらに9スピーカーのJBLプレミアムサウンドシステム、パノラマルーフを搭載しています。
英国では、新型bZ4Xは現在、注文が可能で、納車は2022年6月に始まる予定です。
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