現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 全長5m超の最強マツダ車お披露目! 新型高級3列SUV「CX-90」米で世界初公開! 日本の「CX-8」と何が違う?

ここから本文です

全長5m超の最強マツダ車お披露目! 新型高級3列SUV「CX-90」米で世界初公開! 日本の「CX-8」と何が違う?

掲載 42
全長5m超の最強マツダ車お披露目! 新型高級3列SUV「CX-90」米で世界初公開! 日本の「CX-8」と何が違う?

■最大ボディに最強エンジン搭載する新型CX-90

 マツダの米国法人は、3列シートSUVの新型モデルとして「CX-90」を2023年1月31日(現地時間)に世界初公開しました。
 
 マツダは、「ラージ商品群」に分類されるSUVとして、「CX-60」「CX-70」「CX-80」「CX-90」を市場ごとに投入することを明らかにしています。

【画像】全幅2m超えか!? マツダの特大SUV「新型CX-90」世界初公開! 内外装を写真で見る!(35枚)

 道路や駐車場が比較的狭い欧州や日本には、ナローボディ2列シートのCX-60とナローボディ3列シートのCX-80、より大きなサイズや存在感が求められる北米などには、ワイドボディ2列シートのCX-70とワイドボディ3列シートのCX-90が導入され、クロスオーバーSUVのラインナップを拡充させる計画です。

 ラージ商品群第1弾として2022年9月に新型CX-60を日本で発売。それに続くモデルとして、2023年春頃に新型CX-90が北米で発売される予定です。

 3列シートSUVといえば、日本では「CX-8」がラインナップされています。米国の新型CX-90と日本のCX-8にはどのような違いがあるのでしょうか。

 新型CX-90は、現在ラインナップされているマツダ車のなかで全長・全幅がもっとも大きいフラッグシップSUVであると米国マツダは説明。

 北米では全長5065mm×全幅1970mm×全高1747mmという大柄な3列シートSUV「CX-9」が販売されていますが、新型CX-90というと、詳細なボディサイズは公表されていないものの全長5m、全幅も2mを超えることが予想されます。

 一方、日本のCX-8のボディサイズは全長4925mm×全幅1845mm×全高1730mm。日本では堂々としたスタイルを持つSUVですが、新型CX-90と比べるとひと回り小さく見えることでしょう。

 デザインに関して、両車ともにマツダのデザインランゲージ「魂動デザイン」を採用。新型CX-90は、同じラージ商品群としてデビューした新型CX-60と同様のデザインとし、「引き算の美学」によるシンプルな造形とダイナミックかつ堂々としたプロポーションを実現しています。

 対するCX-8は2022年12月に大幅改良を実施。フロント/リアバンパー、フロントグリル、前後ランプなどがマツダ最新のデザインへ変更され、都会的でエレガントなデザインへと刷新されました。また、アウトドアやスポーティな世界観を表現した各種グレードも用意されます。

■乗車人数に違いアリ! 新型CX-90は1人多く乗れる

 内装は、新型CX-90は日本の美意識を取り入れており、上質な空間のなかに天然素材や光の動きを織り込んだほか、「かけ縫い」などのステッチが施されるなど、フラッグシップSUVに相応しい高級感のあるインテリアが特徴です。

 CX-8の内装ももちろん高級感があることは変わりなく、グレード・仕様によってグレージュ・ブラック・ワインレッドのシートが装備されたモダンな空間が広がります。

 また、新型CX-90は最大8人乗りを設定する一方、CX-8は6人乗り/7人乗りです。

 CX-8は2列目にキャプテンシートまたはベンチシートが備わり、3列目シートはどちらの場合も2人乗りですが、全幅が広い新型CX-90は3列目シートの定員を3人とすることでより多くの人を乗せることが可能となったようです。

 パワートレインは、新型CX-90は48Vマイルドハイブリッドを組み合わせた3.3リッター直列6気筒ガソリンターボエンジンと、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジン搭載のプラグインハイブリッドシステム「e-SKYACTIV PHEV」を採用。

 いずれも後輪駆動ベースの新世代アーキテクチャーを組み合わせ、高い動力性能と環境性能を両立しています。

 CX-8は2.2リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンと、2.5リッター直列4気筒ガソリン/ガソリンターボの3機種を設定。駆動方式は2WD(FF)と4WDがラインナップされます。

 新型CX-90が投入される北米などではハイパワーが求められるとし、3.3リッター直列6気筒ガソリンターボエンジンは340馬力/369lbftを誇り、マツダの量産ガソリンエンジン史上、最高の出力になるといいます。

 ちなみに、CX-8もパワフルなターボエンジンとなっており、2.5リッター直列4気筒ガソリンターボは230馬力/420Nm、2.2リッター直列4気筒ディーゼルターボは200馬力/450Nmを発揮するという力強い走行性能が魅力となります。

※ ※ ※

 新型CX-90は日本に導入される予定はありませんが、代わりにローボディの3列シートSUVとしてCX-80が投入されることになっており、既存のCX-8とどのように棲み分けするのかといった点も注目されます。

こんな記事も読まれています

『ランクル40 / 70』にもピッタリ! トーヨータイヤ『OPEN COUNTRY A/T III』がラインアップ拡充
『ランクル40 / 70』にもピッタリ! トーヨータイヤ『OPEN COUNTRY A/T III』がラインアップ拡充
レスポンス
寒いとバカっ速! ラスベガスで完勝ワンツーのメルセデス、懸念のグレイニングも一切出ず「不思議だね」とウルフ代表
寒いとバカっ速! ラスベガスで完勝ワンツーのメルセデス、懸念のグレイニングも一切出ず「不思議だね」とウルフ代表
motorsport.com 日本版
約99万円! トヨタ新型「“軽”セダン」発表! 全長3.4m級ボディで4人乗れる! 安全性向上&寒さ対策UPの「ピクシス エポック」どんな人が買う?
約99万円! トヨタ新型「“軽”セダン」発表! 全長3.4m級ボディで4人乗れる! 安全性向上&寒さ対策UPの「ピクシス エポック」どんな人が買う?
くるまのニュース
夢だけで終わらせたくない「マイ・バイクガレージ」 たぐちかつみ・マイガレージ回顧録 VOL.01
夢だけで終わらせたくない「マイ・バイクガレージ」 たぐちかつみ・マイガレージ回顧録 VOL.01
バイクのニュース
「(次期)セリカ、作ります!」ラリージャパン会場でトヨタ中嶋副社長が明言!! 開発開始を宣言、次期86も「出す」
「(次期)セリカ、作ります!」ラリージャパン会場でトヨタ中嶋副社長が明言!! 開発開始を宣言、次期86も「出す」
ベストカーWeb
スズキ・フロンクスが月販目標の9倍も受注! 絶好調な理由は小さくて安いのに感じられる「高級感」!!
スズキ・フロンクスが月販目標の9倍も受注! 絶好調な理由は小さくて安いのに感じられる「高級感」!!
WEB CARTOP
車載電池のノースボルト、米国で破産法を申請 事業継続にめど
車載電池のノースボルト、米国で破産法を申請 事業継続にめど
日刊自動車新聞
【初試乗!】さらにスポーティになった「メルセデスAMG GT 63 PRO」はポルシェとのGT対決に終止符を打てるか!?
【初試乗!】さらにスポーティになった「メルセデスAMG GT 63 PRO」はポルシェとのGT対決に終止符を打てるか!?
AutoBild Japan
レクサス新型「FF最大・最上級セダン」世界初公開に大反響! めちゃ“斬新グリル”&一文字ライト採用! “6年ぶり”に内外装刷新の「ES」中国に登場!
レクサス新型「FF最大・最上級セダン」世界初公開に大反響! めちゃ“斬新グリル”&一文字ライト採用! “6年ぶり”に内外装刷新の「ES」中国に登場!
くるまのニュース
20年前の個体なのに走行距離301キロ!? 555台の限定車 BMWアルピナ「ロードスターV8」がオークションに登場 極上車の気になる予想価格とは
20年前の個体なのに走行距離301キロ!? 555台の限定車 BMWアルピナ「ロードスターV8」がオークションに登場 極上車の気になる予想価格とは
VAGUE
完璧なシーズンでも届かない、王者の背中。ノリス「たとえミスがなかったとしてもタイトルを手にできたかどうか……」
完璧なシーズンでも届かない、王者の背中。ノリス「たとえミスがなかったとしてもタイトルを手にできたかどうか……」
motorsport.com 日本版
苦手な「前向き駐車」なぜコンビニで推奨されるのか? 「もちろんやってる」「出る時が怖い…」賛否あり!? バック駐車じゃない理由への反響は?
苦手な「前向き駐車」なぜコンビニで推奨されるのか? 「もちろんやってる」「出る時が怖い…」賛否あり!? バック駐車じゃない理由への反響は?
くるまのニュース
今でも現役! いろんなバイクに採用されています。「SOHC」とは?【バイク用語辞典】
今でも現役! いろんなバイクに採用されています。「SOHC」とは?【バイク用語辞典】
バイクのニュース
ダイハツ『タフト』安全性能向上で仕様変更、138万6000円から
ダイハツ『タフト』安全性能向上で仕様変更、138万6000円から
レスポンス
BMW 2シリーズクーペ【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
BMW 2シリーズクーペ【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
レクサスの末っ子LBXに、次世代モダンインテリア空間を表現したElegantが新登場
レクサスの末っ子LBXに、次世代モダンインテリア空間を表現したElegantが新登場
カー・アンド・ドライバー
荷台が“伸びる”ダイハツ「斬新軽トラ」登場! “画期的”発想の「超ロングボディ仕様」がスゴい! まさかの「実車化」果たした衝撃のモデルでWRCをサポート
荷台が“伸びる”ダイハツ「斬新軽トラ」登場! “画期的”発想の「超ロングボディ仕様」がスゴい! まさかの「実車化」果たした衝撃のモデルでWRCをサポート
くるまのニュース
新車で買える!? トヨタ「シエンタ“SUV”」がスゴイ! 5人乗り仕様もある「小型SUVミニバン」が台湾で人気すぎるワケとは
新車で買える!? トヨタ「シエンタ“SUV”」がスゴイ! 5人乗り仕様もある「小型SUVミニバン」が台湾で人気すぎるワケとは
くるまのニュース

みんなのコメント

42件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

299.4505.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

144.0489.6万円

中古車を検索
CX-8の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

299.4505.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

144.0489.6万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村