「フレアワゴン」/「フレアワゴン・カスタムスタイル」を全面改良
マツダは軽自動車「フレアワゴン」/「フレアワゴン・カスタムスタイル」を全面改良し、全国のマツダ販売店を通じて、発売すると発表した。メーカー希望小売価格(税込)は154万1100円~240万200円となる。
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今回の全面改良では各車の特徴である、デザイン/広く快適な室内空間/安全機能など、フレアワゴン本来の魅力をより進化させという。
外観デザインは、大容量のコンテナをモチーフとし「フレアワゴン」では「心地よさ」と「ワクワク感」を「フレアワゴン・カスタムスタイル」では「上質感」と「存在感」をそれぞれ表現し、インテリアも、それぞれのキャラクターに合わせた色調や素材使いで、上質感と居心地のよさを表現したと述べた。
快適性/使い勝手
後席に「マルチユースフラップ」を設定。シート前端にあるフラップの位置や角度を調整することで、オットマンや荷物の落下予防といった機能が利用可能だ。
また運転席と助手席へのシートヒーターの採用/助手席前のビッグオープントレイ/後席用の折り畳み式シートバックテーブル/左右独立式センターアームレストの採用などにより利便性を向上させ、快適で過ごしやすい室内空間を実現した。
走行性能
効率を高めた自然吸気ガソリンエンジンとCVT/マイルドハイブリッドの搭載により、優れた燃費性能とスムーズな走りを両立させ、新設計のボディ構造により、操縦安定性や静粛性も向上させたとアナウンスした。
安全性能
マツダの軽自動車として初となる、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート2」を全車に標準装備。アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能/停止保持機能付)なども採用し、より安心/安全な運転をサポートする。
なお全車で、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーSワイド」国土交通省による「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当すると述べた。
新型「フレアワゴン」/「フレアワゴン・カスタムスタイル」の概要
もっと自由に、もっと使いやすく、の想いを込めたデザイン
フレアワゴンエクステリアは、大容量の「コンテナ」をイメージ。コンテナのプレス面を連想させるボディサイドのビード形状などを取り入れ、フレアワゴンらしさをそのままに「ワクワク感」/「上質さ」を際立たせたという。
外板色は、全9色を設定(2トーンルーフ仕様車を含む)主な新色として、春に咲く花のような柔らかみのある色を表現した「ミモザイエローパールメタリック」と、使い込んだ革製品のような深みのある色を表現した「トーニーブラウンメタリック」を設定。また「XS」専用となる2トーンルーフ仕様車のルーフ色には「ソフトベージュ」を採用する。
ブラウンを基調としたインテリアに、サイドルーバーガーニッシュやドアアッパー部分にマットな質感のカフェラテ色を配色。グレー基調のカラーメランジシート表皮と相まって、居心地のよい室内空間を演出するという。
フレアワゴン・カスタムスタイルエクステリアは、メッキと艶のあるブラックを組み合わせた大型のフロントグリル/メッキフロントバンパーガーニッシュ/メッキバックドアガーニッシュなどにより、上質感と存在感を表現した。
外板色は、全6色を設定(2トーンルーフ仕様車を含む)「ピュアホワイトパール」/「スチールシルバーメタリック」には「ブラックルーフ」の2トーンルーフ仕様車を設定。
インテリアは、ブラックを基調としながら、セミマットな質感のボルドーと光沢のあるピアノブラックの加飾により、上質で落ち着いた雰囲気を演出。シートサイド部は艶のあるパイピングを施したレザー調とすることで、より上質感を高めたと述べた。
進化した室内の使い勝手と快適性
後席の左右シート前端に「マルチユースフラップ」をマツダの軽自動車として初めて採用。フラップの位置や角度を調整することで、くつろぎ感を得られるオットマンモード/走行中の姿勢安定をサポートするレッグサポートモード/荷物の落下を予防する荷物ストッパーモードの3つのモードを選択可能。
ビッグオープントレイ(助手席)/オープントレイ(運転席)/フロントドアアッパーポケット(両側)/シートバックアッパーポケット(運転席/助手席)など、多彩な収納スペースを設置した。
そのほか、静粛性を高めたスリムサーキュレーターや、インパネと後席運転席側に設置したUSBチャージャー(USBタイプA/タイプCを各1個)を採用し、室内での快適性と利便性を向上させた。
安心/安全な運転をサポートする、先進安全技術と広い前方視界
ミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせにより、検知対象を車両/歩行者/自転車/自動二輪車とし、交差点での検知にも対応した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート2」を、マツダの軽自動車として初めて採用(全車に標準装備)した。
アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能/停止保持機能付)は、先行車の追従走行や定速走行に加え、カーブ手前で速度を自動で抑制するカーブ速度抑制機能や、車線変更時の加減速を補助する機能、割り込みなどに対する接近警報機能などを搭載した。
そのほか、車線中央付近の安定した走行をサポートする、車線維持支援機能も採用する。フロントピラーを細くして前方視界を拡大し、右左折時の歩行者や交通状況に対する視認性を向上させた。
電動パーキングブレーキや新開発のメーターなど、利便性を高める装備を採用
パーキングブレーキの作動/解除の操作を指先で確実に行うことができる電動パーキングブレーキ(オートホールド機能付)を、マツダの軽自動車で初めて採用した。冬の寒い日にも快適な運転をサポートするステアリングヒーターを、マツダの軽自動車で同じく初めて採用。
スピードメーターをデジタル化するとともに、マルチインフォメーションディスプレイには4.2インチカラーTFT液晶を全車に標準装備し、視認性を向上させた。
優れた燃費性能/走行性能/快適な乗り心地を実現
燃焼効率を高めたR06D型自然吸気ガソリンエンジン(NA車)と、軽量で高効率な新CVT、マイルドハイブリッドの組み合わせにより、優れた燃費性能を実現したと語る。
環状骨格構造や構造用接着材の採用により、ボディ剛性や操縦安定性を向上させ、アンダーボディ接合面への減衰接着剤の採用などにより、室内の高い静粛性を実現したと付け加えた。
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