12月20日に明らかとなったダイハツの数々の不正。ほぼすべての車種が出荷停止となるという衝撃のニュースが飛び込んできた。しかも発端となったロッキーライズはかなり前から受注を止めており、中古価格も下落かと思いきや衝撃的なことになっているのだ!!
文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部
ロッキーライズの中古がプレミア価格!? ダイハツ不正でガタ落ちかと思いきや……コペンもハイゼットも中古価格上がる可能性アリ
■新車より高い……それでも欲しい人が中古を選ぶのだ
スマートハイブリッドと銘打って登場するも……残念な結果に
すでに同様の不正の影響で注文キャンセルの事態に陥ったロッキーとトヨタへOEM供給がなされていたライズのハイブリッドモデル。
このモデルはポール側突試験の認証試験手続きで不正あったとして納期が延び延びとなった挙句に受注を取消にするという憂き目にあっている。
そんなロッキー/ライズではあるが、中古車として販売されている走行距離1000km未満のほぼ新車同等のような個体では、260~270万円台のプライスタグが付けられているのである。
ライズとロッキーでは若干標準装備の内容などに違いがあるため、新車価格も微妙に異なる。
だが、それでも最上級グレードで235万円程度であることを考えれば(オプションのディスプレイオーディオなどが装着されていても)新車価格を超えるプレミア価格ということになっている。
これはロッキー/ライズのハイブリッドモデルへの需要の高さの裏返しともいえる。
SUVらしいたくましいスタイルを持ちながらも取り回しのよいボディサイズを持つモデルがロッキー/ライズしか存在しないことも影響していると言えるだろう。
なお、すでに販売されている車両の安全性については問題ないとメーカーがアナウンスしている。
そのため、どうしても欲しいと考える人が中古車に流れたと考えられる。
■もしやコペン&ハイゼットも値上がりか!?
今回の新たな不正によって出荷停止が拡大することとなったが、これはロッキー/ライズのように中古車価格に影響が出ることは間違いないだろう。
例えば現時点では軽自動車として唯一のオープン2シーターモデルであるコペンは変わりとなる車種が他メーカーの新車には存在しない。
そのため需要が高まると思われるし、ビジネスユースで重宝されるハイゼットトラック/ハイゼットカーゴについては社用車としてなくてはならない存在である。
新車が買えないとなれば必然的に中古車へユーザーが流れることは間違いない。
これらの車種は今後中古車価格がアップする可能性は大いにあると言えるのだ。
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みんなのコメント
まだ審査委員会の結論も出ていない車を誰が高値で買います?
暴落して買う人が居るなら解りますけど。
今の所様子見でしょう。
人の命をなんだと思ってんだ。
メディアも立入検査した方が良いんじゃないか?