次期4シリーズ、グリルがさらに大型に
何より目を引く、BMWコンセプト4シリーズ・クーペの大型キドニーグリル。どうしてそうなったのか、デザイナーのステファン・ヴェアンスに尋ねてみた。
――コンセプト4シリーズ・クーペは、かんたんに、どんなクルマですか?
「ダイナミックかつエレガントなデザインを目指しました」
「シンプルでありながら、力強く、独自性がある。ディテールには最新の注意を払いました。グリルやライトなどですね」
――どうしてこんなに大きなグリルにしたのですか?
「これがキドニーグリルのあたらしいデザインです」
「次期型4シリーズのダイナミックなプロポーションにも合うと思います」
「1930年代の328からもインスピレーションを得ています」
――大きくなったグリルに対して、かなりの意見が飛び交うと思いますが……。
「これはあたらしいクルマです。そしてキドニーグリルも新しいデザイン言語です。慣れるまでに時間がかかることは、わかっています」
「キドニーグリルはBMWのアイコンでもあります。今まではどのモデルにも、ほとんど同じデザイン比率でキドニーグリルを採用してきました。これからはモデルによって、キドニーグリルのサイズを変えていくつもりです」
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