富士スピードウェイでのスーパーフォーミュラ第4戦を前にした7月7日、8日、同地で公式テストが実施された。ポイントリーダーの野尻智紀(TEAM MUGEN)は2日間の4セッションで5番手、7番手、6番手、4番手とまずまずの順位につけたが、トップ3に食い込むことはないままテストを終えた。
当然、テストで重要になるのはタイムではなく、どういった点に取り組み、どういう収穫を得たかだ。野尻は初日セッションの後、自らがテーマとして取り組んでいることについて、他のサーキットよりもウイングのダウンフォースを削って走る富士スピードウェイにおいて、どれだけ荷重をかけ続け、どれだけグリップを引き出し続けられるかだと語っていた。
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そういったテストプログラムの成果について野尻は「良いところとそうじゃないところもありましたが、良いところもあったのは良かったです」とコメント。SF19時代から長らく使ってきたセットアップデータの中で、昨年から投入されたSF23でもフィットしてタイム向上に繋げられるものはどれか……そういったセットアップの精度も上がってきた実感があるという。
しかし一方で、テスト2日目(最終日)を終えた野尻は取材に対し、現状は優勝を狙えるレベルにはないと明かした。
「感度を出せたり出せなかったり、悩みは多いテストになったかなと思いました。現状はとてもじゃないけど優勝を争えるレベルではないと思っていたので、2日目もロングランではなくショートランに注力することになりました」
そう語った野尻。彼のチームメイトで、ランキングでも2番手につける岩佐歩夢はセッション2で4番手、セッション3で2番手に入るなどタイムシート上でもまずまずの順位につけたが、野尻は、昨年リアム・ローソンを擁して7月の富士戦を制したTEAM MUGEN 15号車のパッケージは変わらず好調そうだとして、このままだと15号車の岩佐に敗れてしまうだろうと危機感を口にした。
「15号車は比較的固まってきています。去年の富士戦でも15号車は良いパフォーマンスがあり、それに近いものが出せていると思います。僕の方は残念ながらそういうところまでいっていません。僕の16号車は去年のレース(7月の富士戦)も不発でしたし、何をやっても改善が見られなかったポイントも多かったです」
「次の富士ラウンドでは、おそらく今のままでは彼(岩佐)に逆転されると思っているので、そうならないようにやれることやらないといけません。今のままだと、良くても3番手争いだと思っています」
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