英アストンマーティンは3月7日、開発中の新型SUV「DBX」の走行テストの模様をYouTubeに公開した。
ブランド初のSUVとして年内にも発表といわれるDBX。「ランボルギーニ ウルス」、「ポルシェ カイエン」など、スポーツカーメーカーが手がけるSUVは軒並み好調なセールスを記録しているが、ブリティッシュスポーツの雄はこの熱い市場に参戦するため、DBXに徹底的な走り込みを課しているようだ。
今回公開された動画を見ると、DBXは現在、冬季路面における高速走行試験を実施中のようだ。場所は、スウェーデンに所在するピレリのプル-ビンググラウンドと紹介されており、新車装着タイヤの最終的なセッティングについて摺り合せも行われているのだろう。
厳重な擬装が施されているため、エクステリアのディテールは確認できないものの、フロントマスクの中央には伝統のフロントグリルが巨大な口を開けており、DBXのデザインは誰もがアストンマーティンと認識できるものになる模様。さらに、ヘッドライトの形状からは「ヴァンテージ」のような顔つきを採用すると想像でき、リアエンドにもヴァンテージの特徴であるダックテール形状が見て取れるから、今後これらのエレメントがブランドアイコンとなるのかもしれない。
スペックについてはまだ情報がないものの、アストンマーティンによるとDBXのパフォーマンスは、「DB11」やヴァンテージといったスポーツカーのDNAを完全に受け継ぐものになるとのことで、実際、圧雪路で豪快なドリフトを決めていくシーンは、SUVというより背の高いスポーツカーという表現の方がしっくりくる。
また、これまでリリースされたライバル達が、同ブランドの既存ピュアスポーツよりも低めのプライスタグを掲げていることにも注目で、同じ傾向とすれば、現在アストンで最廉価のヴァンテージ(約2,000万円)より手頃になることも期待できる。いずれにせよ、その詳細は近く公表されるだろうから、アストンマーティンの動向を引き続き追っていきたい。
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