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「低速バランス」と「スラローム」を学ぶ!スズキのGSX250Rで「U30スズキセイフティスクール」に、ほぼ初心者ライダーの北向珠タが挑戦!

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「低速バランス」と「スラローム」を学ぶ!スズキのGSX250Rで「U30スズキセイフティスクール」に、ほぼ初心者ライダーの北向珠タが挑戦!

 こんにちは! 北向珠タです。普通自動二輪免許を取得して約2年にして、初めてフルカウルロードスポーツに挑戦! スズキのGSX250Rに乗ってバイクメーカーのスズキが主催する「U30スズキセイフティスクール」に参加しました!

 30歳以下のバイク初心者を対象とした安全運転スクールで、スズキ安全運転指導員が「走る、曲がる、止まる」の基本練習から、「ブレーキング」や「中速バランス」、「スラローム」まで、親切丁寧に指導してくれます。

スズキのGSX250Rでフルカウルロードスポーツを初体験!ほぼ初心者ライダーの北向珠タが「U30スズキセイフティスクール」で「ブレーキング」を学びました

 参加費用は5000円で、昼食、フリードリンク、傷害保険代込み。免許はあるけれど車両がない初心者には、プラス5000円で先着順でレッスン車のGSX250Rがレンタルできます。

 レッスン車となるGSX250Rは、排気量250ccクラスのフルカウルスポーツ。セパレートハンドルにフルカウルというスタイルですが、街乗りやツーリングでの扱いやすさ、操作性や快適性を追求したモデルなんだとか。

 実は普段乗っているのはアメリカンクルーザータイプという私。教習場に通っていた時に教習車を倒しまくっていたので、前傾姿勢のロードスポーツバイクにはちょっと苦手意識がありました。

 そんな私にGSX250Rはピッタリかも! 今回は「低速バランス」と「スラローム」の習得に向けてレッスン頑張ります!!

 今回のレッスンは「低速バランス」です。1本のパイロンを中心に旋回する「定常円旋回」に挑戦します。

 ここではパイロンの周りを半分回ってピタリと止まる練習です。習得したら私の苦手なUターンに役立ちそうです。

 最初は目線をどこに向けたらいいのか分からなかったので、なかなか小回りできません。スズキのインストラクターさんに聞いたら、「中心に立っている私の目をみてください」とアドバイスをいただいて、その通りにやってみたらすぐにうまくできました!

 他の参加者の方々がやっているところをしっかり見学。自分以外の方の運転をマジマジと見る機会が今まであまりなかったので、見ているだけでも勉強になりました。上手な方ばかりだったので、自分の課題も見えてきます。

 繰り返し練習することで怖さもなくなってきます。実技しながらアドバイスがいただけるので、1回1回の課題がわかりやすいのです。クリアできた時の達成感が楽しい! もっともっと練習したくなります。

 後半戦のカリキュラムは「スラローム」で、まずパイロンスラロームの練習です。直線コースに並んだパイロンに合わせて、小さくジグザグ走行をします。

 アクセルを開けるタイミングと速度を緩めるタイミングをつかむのが難しい! 後ろからインストラクターさんのお手本走行を見ていると、バイクの傾き方も曲がる時もリズムよくスムーズに曲がっていきます。それを頭で「ブオン、ブオン」とイメージしながら練習しました。

 注意されたのは目線が近すぎること。アドバイスをしていただいた「目線は次のパイロン」というのをとにかく意識しました。公道の場合でも小さなカーブはよくあるのでこの練習を活かしながら公道も走りたいと思います。

 次はパイロンの間隔も長くなり、大きめの蛇行走行です。1回目の練習ではすべてのパイロンを通りきることができませんでした。

 パイロンを通る際に膨らみすぎてしまって、曲がりきれなくなってしまうのです。インストラクターさんに聞いたところ、これも近すぎる目線と姿勢が原因でした。

 コツは目だけではなく、肩に目がついているようなイメージで目線を目標に向けること。そして、1個先のパイロンを見るように心がけたら少しずつ上達しました!

 スラロームにもだんだん慣れてきましたが、車体を傾けた時にどうしても両腕に力が入ってしまいます。なかなか改善できなくて困ってしまい、インストラクターさんに質問してみたら「もう少しニーグリップを強めるといい」とアドバイスをいただき、実践したところさらに上達してとてもうれしかったです!

 どうしたらいいんだろう…と悩んだ時に、その場で質問して答えてもらえるって素晴らしい! できるとホメていただけるので、やる気がどんどん湧いてきます(笑)。

 パイロンスラロームに慣れたら、試験コースを使ったコーススラロームで公道に近い環境で走行します。

 まずはスズキのインストラクター方に先導していただいての練習。教習場では自分でコースを覚えて練習しないといけないので、悩むことも多かったのですが、常に目の前にお手本の方がいてくださるというのは非常にやりやすかったです。

 5周くらい連続して練習するので、長くバイクに乗っていられるという、うれしさもありました!

 教習所に通っていた時は苦手だったスラローム。苦手だから避けてしまいがちでした。最初はとにかく曲がりきれるかが心配。ゆっくりめな速度で走っていましたが、慣れてくると徐々にスピードを出せるようになりました。

 苦手意識を持っていましたが、座学で教えていただいた「バイクは遅くなればなるほど車体が傾く」という言葉を思い出して、曲がり終わりくらいで少しアクセルをあけるとうまく曲がりきれる、という自分なりのコツをつかみました。それからはスラロームが楽しくて仕方がなかったです。またひとつ苦手を克服できて、自信と安心に繋がりました!

 正直、走行後は「次のバイクはGSX250Rにしよう!」と思ってしまうくらいにトリコになってしまいました(笑)。

 現在、アメリカンクルーザータイプのバイクに乗っている私。選んだ理由はもちろんカッコよさもありますが、そもそも「前傾姿勢気味のバイクは倒すのが心配だから確実に足着きのいいバイクにしよう…」という理由からでした。

 ですが、今回のスクールを経て、前傾姿勢のバイクで道を駆け抜ける楽しさを知ってしまったので本気で悩んでしまいました(笑)。

 バイク乗りの父の友達に愛車がスズキの方がいて、今回のこのスクールに行くという話をしたときに「スズ菌感染注意だよ~(笑)」と言われていました。なんでも、スズキ製バイクの熱狂的ファンになることを「スズ菌に感染する」と表現するそうです。

 GSX250Rが乗りやす過ぎて楽しくて、まんまとスズ菌に感染してしまいまったようです(笑)。

 普通二輪免許を取得して約2年が過ぎてからの参加でしたが、これまで抱えていた苦手分野や不安要素をこの1日ですべて克服できたような気がします。

 正直なところ、最初は緊張と不安もありましたが、終わった時には達成感でいっぱいで本当に参加してよかったなと思いました!

 教習所とは違って参加者一人ひとりのペースや技量に合わせてスタッフの方が優しく対応してくれたので、免許取り立ての初心者の方でも安心して参加できるのではないかなと思います。今度は個人的にも他のスクールに参加してみたいです。

 レンタル車ではなく、自分の愛車で参加している方もいらっしゃって、さらに愛着が湧くだろうなと思いました。

 30歳以下のバイク初心者が対象だったので、同年代の参加者同士でコミュニケーションが取りやすかったです。スクールが終わりに近づくにつれて皆さんと仲よくなれたので、そこも今回の素敵なポイントな気がします。

 バイク事故は自分と自分の大切な人たちのためにも絶対に起こしてはいけないと思うので、免許取り立ての方も、そうでない方も、楽しみながら自分の技量を確かめられるとてもよい機会だと思うので、皆さんにもぜひ参加してほしいです!

 あと、スクールが終わった後にスズキのキーホルダーをプレゼントしてもらえたのがうれしかったです(笑)。記念になります!

 本当にありがとうございました。

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みんなのコメント

8件
  • セフティスクールが必要なのは、気持ちだけ若いつもりで若作りしているマナー最低、反射神経も技量も低下している旧車會などの中高年。
  • 教習所で大型自動二輪の免許を貰ったんだよ
    そんな細かい事はどうでもいいんだ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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