この記事をまとめると
■著名人とコラボした特別仕様車を6台紹介
「ロータス・ヨーロッパ」に「エンツォ・フェラーリ」がOKなら日本車も人名&地名車名はどう? 国産車でイケそうな車名を勝手に考えてみたらアリだった!
■有名歌手や俳優、スポーツ選手が仕様を決めて販売されていた
■国民的キャラクターもコラボした特別仕様車が存在していた
車名がその後の命運を決める場合もある
親が子に名前をつけるのと同じように、いやもしかしたらそれ以上に、悩んで悩んでつけられている、クルマの名前。その自動車メーカーの命運がかかっているので、たくさんの人の賛同が必要で、なおかつ世界のどこでも通用し、商標登録などクリアしなければならない要素が多いとなると、決まるまでに大変なステップを経ていることが想像できますね。
そんな、クルマが売れるか売れないかの重要な鍵を握る車名ですが、著名人の名前が入ったものも数多くあることをご存じですか? 俳優や歌手、アスリートなどなど、ここでちょっと振り返ってみたいと思います。
まずは昭和世代に刺さる車名といえば、1978年に発売されたトヨタ・コルサの「MOMOE SELECTION」でしょう。そうです、伝説の歌姫、山口百恵さんがプロデュースしたとされる、限定車の名前なんです。ターセルにも設定されていたんですが、キャッチコピーは「百恵の、赤い靴」だったり、「きょうから、ヴィヴィッドな気分。」だったりということで、赤い特別仕様車として3ドア1500GSL、GL、1300GLが設定されていました。
当時の新色だったハミング・レッドのボディにシルバーのサイドストライプが印象的で、インテリアは英国製布地使用のレッド&ブルーのタータンチェック・シートがとってもオシャレ。ボディカラーにはポップレッドもあったようです。
続いては、映画『傷だらけの栄光』をはじめ数多くの作品に出演して人気を集め、3度のアカデミー賞受賞として知られる俳優のポール・ニューマンをCMに起用したことで、ニューマン・スカイラインと呼ばれた6代目スカイライン(R30型)には、ポール・ニューマンバージョンという名前が存在します。
厳しい排ガス規制をクリアしつつ、史上最強との呼び声高かったターボRSも登場しますが、外観ではそれまでのスカイラインの特徴でもあったサーフィンラインがなくなったり、直列4気筒エンジンが用意されたりと、変化が大きなモデルでした。ポール・ニューマンバージョンでは、ボンネット先端部やサイドボディに金文字のポール・ニューマンのサインが入り、専用ステッカーやエンブレムを装着。専用の15インチアルミホイールも装着されていました。
日本が世界に誇るキャラクターも認知度アップに貢献
次にアスリートの名前が冠されたモデルとして、日本で限定50台という希少なモデルとなっている、ジャガーE-PACE KEI NSHIKORI EDITIONがあります。このEペイスは、ジャガーの美しさ、速さをギュッと詰め込んだコンパクトSUV。そう、テニスプレーヤーの錦織圭選手とのコラボです。
発売された2019年当時、錦織選手はジャガーのブランドアンバサダーを務めており、それまでにも「F-TYPE KEI NISHIKORI EDITION」「XE KEI NISHIKORI EDITION」「XF KEI NISHIKORI EDITION」「F-PACE KEI NISHIKORI EDITION」とコラボモデルを発売していました。
錦織仕様はナルヴィックブラックのボディカラーに、サイドベントやフロントグリルなどをブラックで統一したブラックエクステリアパックがとってもクールで、20インチのアルミホイールも「スタイル5051」と呼ばれるグロスブラックフィニッシュを装着。
ブレーキキャリパーにレッド、インテリアにもマーズレッドのレザーシートをチョイスすることで、ブラックとレッドのコントラストがとってもカッコいい1台となっています。しかも、納車時には錦織選手のサイン入り認証セットとキーホルダーが贈呈されたそうなので、ファンなら一生手放したくないですね。
そして、クルマとは切っても切れない関係性を持つゴルフ界からは、2021年に松山英樹選手のメジャー初制覇を記念して限定発売された、レクサスLS、LC、RXの「HIDEKI MATSUYAMA EDITION」。ゴルフ場の豊かな緑や自然のなかでプレイする気持ちよさを想起させるような、テレーンカーキマイカメタリックのボディカラーが特徴的です。
インテリアは、プレイを終えて帰宅するときにも落ち着いた気持ちになりそうな、ブラック&オーカーの専用カラーコーディネーション。贅沢なレザー張りの空間が、とても洗練されています。特典として、松山選手のサインとシリアルナンバー入りプレートなどが専用装備となっており、シフトレバーの近くに置かれています。
さらに、自身でもゴルフをたしなむオーナーにはたまらない、松山選手レプリカキャディバッグも付帯。このキャディバッグには、ダンロップのゴルフブランドであるスリクソンのロゴが大きく入りレクサスのロゴとのダブルネーム。グリーンとホワイトのツートーンが素敵なデザインです。
続いては、人間ではないですが老若男女問わずもはや世界的な人気を誇る、日本生まれのキャラクターと言えばハローキティ。2024年で生誕50年を迎えるそうですが、そのキティの名が車名に入っているのが、2001年に発売されたダイハツ・ミラジーノ ハローキティです。ミラジーノはどこかクラシカルな英国風のフロントグリルやボディカラーをまとったセダンタイプの軽自動車で、オシャレ感度の高い人たちから支持を得ていたモデルです。
かわいいイメージのあるハローキティですが、このモデルではそうしたクラシカルな雰囲気を損なわない程度に専用のサイドデカールが施され、バックドアエンブレムやホログラムマークなどがさりげなくかわいさをアピール。インテリアでは、キティマーク付きのフロントシートがポイントとなっていました。
じつは、ダイハツはこれ以前にも1997年にミラ・モデルノにハローキティ・バージョンという特別仕様車を設定しており、こちらはフロントグリルにドーンとピンクのキティエンブレムが鎮座し、インテリアではピンクのチェック柄が大胆にあしらわれ、ドアインナーやメーターにキティの顔がたくさん散りばめられているなど、キティファンにはたまらない、でも相当なキティ好きでないと赤面してしまいそうな振り切ったデザインとなっていました。
ということで、車名に著名人の名前が入ったモデルをピックアップしてみましたが、その著名人の世界観を表現したり、偉業を讃えるものだったり、さまざまな仕上がり。今後、どんな著名人が車名に登場するのか、楽しみですね。
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