日産は、新型キックスを2024年夏より北米市場へ投入すると発表した。なお、日本への導入は未定としている。
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●まとめ:月刊自家用車編集部
北米仕様の新型キックス
新型キックスは、ストリートで映える高級スニーカーのような洗練されたデザイン、優れた機能性、そして高い安心感をもたらす4WDシステムを備え、コンパクトクロスオーバーのレベルをさらに高めたモデルだ。
エクステリアは大胆かつ力強い印象。すっきりとしたボディ上部と、ワイドに張り出されたスクエアな形状のフェンダーの対比が特徴的で、リアにはフルLEDのテールライトがフェンダーに沿って配され、テールゲートが分割しているかのようなデザインを採用している。また、ボディサイドのアクセントにも視覚的に目を引く、高級スニーカーのソールからインスパイアされた立体的な形状が施されている。
インテリアは、タフで力強いエクステリアのイメージとは異なり、モダンで繭に包まれるような感覚。ダッシュボードにはメーターとナビにデュアルスクリーンが設定され、キックスとしては初めて、全席にゼログラビティシートを採用。より快適な姿勢を保ち、ドライブにおける乗員の疲労を軽減する。さらに、オプションの電動パノラミック・サンルーフは風切り音を低減する新世代の薄型デザインが採用され、明るさと開放感をもたらす。
―― 全方位運転支援システム(セーフティシールド360)が全モデルに標準装備され、歩行者検知機能付きエマージェンシーブレーキ、BSW(後側方車両検知警報)、RCTA(後退時車両検知警報)、LDP(車線逸脱防止支援システム)、ハイビームアシストを搭載。最上級グレードの「SR」には北米向け「KICKS」としては初となるプロパイロット(北米名:ProPILOT Assist)が採用された。
―― 12.3インチのデジタルディスプレイに加えて、室内に最大4つのUSB Type-Cポートや、前方センターコンソールにワイヤレス充電器を装備。Android AutoとApple CarPlayの両方に対応しているほか、SRプレミアムパッケージには、Bose® Personal Plus 10スピーカーオーディオシステムが搭載された。
パワートレインは、最高出力141PS、最大トルク190Nmの2リッター直列4気筒エンジンと、最新のエクストロニック・トランスミッションの組み合わせ。レスポンスに優れたトランスミッションと力強い低中速トルクを発生するエンジンにより、高速道路での追い越しなどの場面で余裕のある加速が可能だ。さらに、北米向けのキックスとして初となる4WDを全グレードに設定され、セグメントトップとなる8.4インチの最低地上高により悪路や雪道での高い走破性を実現した。
ボディサイズは、乗員の快適性とラゲッジスペースの確保を両立しながらも、市街地でも運転しやすいコンパクトなサイズだが、ラゲッジスペースの荷室容量はクラストップで、ワンクラス上のクロスオーバーにも匹敵する。ラゲッジルームの開口部も40.3インチとクラストップで、ベビーカーやゴルフバッグなど長さのある荷物を容易に収納可能だ。
詳しい諸元や価格は後日発表となっている。
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田舎だとeパワーの恩恵があまり無い