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スタイリッシュで便利! スズキの技あり、スペーシア・ベースは車中泊からワーケーション、移動販売にも対応。これはKカー革命か

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スタイリッシュで便利! スズキの技あり、スペーシア・ベースは車中泊からワーケーション、移動販売にも対応。これはKカー革命か

遊びにも仕事にも使えるマルチな「ベース基地」誕生!

 人気のスペーシアに、「遊びに仕事に空間自由自在。新しい使い方を実現する軽商用バン」をコンセプトに掲げる新しい仲間、ベースが加わった。“BASE=ベース”という言葉には移動先で“趣味や仕事の基地”になるという意味が込められている。
 既存の“GEAR=ギア”との関係が気になるところだが、性格は異質。ギアはSUVテースト、ベースは、シンプルでスペース重視だ。外観もあえて “道具感”を演出する架装が施されている。
 ボディカラーは新色のモスグレーメタリックのほか全5色を設定。要所要所に施されたブラック塗装がクールなイメージを演出する。
 パワーユニットは自然吸気(52㎰/60Nm)のみ。GFとXFの2グレード構成で、駆動方式はFFと4WDが選べる。

便利で快適な「移動基地」に変身したスズキ・スペーシアの軽商用モデルがデビュー

 ベースが企画された背景には、Kカーのスペース性を活かした、仕事にも遊びにも使えるマルチモデルがほしいというニーズの高まりがある。ベースは、キャブバンのエブリイと、乗用ワゴンのスペーシアの“いいとこ取り”。開発チームは、さまざまな先入観を捨て、柔軟な発想を大切にしたという。

ターゲットはパーソナルユーザー。荷室の使い勝手は無限大!

 ターゲットは、おもに1~2名で利用するパーソナルユーザー、荷室の使い勝手を重視しながら、運転のしやすさと乗り心地も大切にするユーザー、そして車中泊やソロキャンプなど、趣味のクルマを求めるユーザーだ。
 開発にあたっては、社内に「商用プロジェクト」という取り組みを立ち上げて、アイデアと意見を実際のユーザーから聞くという活動も行った。ベースには、そこで得た知見が盛り込まれている。

 車内の作りは非常に機能的だ。収納スペースがいたるところに設定されているほか、荷室の左右側面には計10個所にユーティリティーナットを配置。さまざまなカスタマイズができる。
 注目はラゲッジボードである。高さなどが4段階に選択できるようになっていて、ワーケーションや車中泊、移動販売などいろいろな使い方に対応する。まさにユーザーのアイデア次第で、ユーティリティ無限大といった雰囲気である。使い方の幅を広げるさまざまなアイデアは、書ききれないほど採用されている。興味のある方は、実車確認をお勧めする。

 ベースは知るほどに、その便利さとスペース性に驚き、こんな風に使うと楽しそうだ、と夢が広がる。さながら、もうひとつの部屋であり、旅の相棒。100人のユーザーが居たら、100通りの使い方が生まれるに違いない。時代にマッチした、手軽で魅力的な選択肢がひとつ増えた。

スズキ・スペーシア・ベース主要諸元

グレード=XF(2WD)
価格=CVT 154万7700円
全長×全幅×全高=3395×1475×1800mm
ホイールベース=2460mm
トレッド=フロント:1295/リア:1300mm
最低地上高=150mm
車重=860kg
エンジン=656cc直3DOHC12V(レギュラー仕様)
最高出力=38kW(52ps)/6500rpm
最大トルク=60Nm(6.1kgm)/4000rpm
WLTCモード燃費=21.2km/リッター(燃料タンク容量27リッター)
(市街地/郊外/高速道路:19.4/22.1/21.5km/リッター)
サスペンション=前ストラット/後トーションビーム
ブレーキ=前ベンチレーテッドディスク/後ドラム
タイヤ&ホイール=155/65R14+アルミ
駆動方式=FF
乗車定員=4名
最小回転半径=4.4m

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みんなのコメント

20件
  • 大きな荷物は常時積まなく、工具バッグは常に持ち歩く技術職だが、仕事で使うにはすごくいいと思う。デスクと仮眠ができるなんて夢の仕様。
    でも家族と旅行って感じじゃないですね。
    今はタウンエースだがイスの下にエンジンがあって夏暑すぎ。
  • 葬儀屋です。 → 違反報告。
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