合計出力510ps 新世代のレンジローバー
ランドローバーは、新型レンジローバーのプラグイン・ハイブリッド車(PHEV)の価格と仕様の詳細を明らかにした。
【画像】新型レンジローバー【最新鋭のラグジュアリーSUVを写真でじっくり鑑賞する】 全137枚
3.0L直6ガソリンターボエンジンに38.2kWhのバッテリーと電気モーターを組み合わせた「P440e」は、10万3485ポンド(約1600万円)からとなっている。ランドローバーは、合計出力440psと63kg-mのトルクを謳っている。
「P510e」は3.0Lガソリンエンジンを強化したものだが、P440eと同じ電気モーターを使用し、合計出力510psと71kg-mのトルクを実現している。
両モデルとも、SE、HSE、オートバイオグラフィーの3つの仕様が用意されている。P440eはロングホイールベースとショートホイールベースから選択でき、よりパワフルなP510eはショートホイールベースのみとなる。
全モデルに後輪操舵システム、パノラマ・サンルーフが装備される。車両の主要機能を制御する13.1インチのインフォテインメント・システムには、アマゾン・アレクサの音声認識、スマートフォンのワイヤレスミラーリングなど多数の機能が搭載されている。
また、生産開始初年度には「ファースト・エディション」仕様も販売される予定だ。装備はオートバイオグラフィーをベースとしているが、ボディカラーはサテン仕上げのサンセット・ゴールドなど5色から選択できる。
環境性能と洗練性、走破能力の両立
EV走行距離は、どのモデルも最大113kmとされている。CO2排出量は18g/kmと、当初予想の30g/kmを下回った。
ランドローバーは、実世界でのEV走行距離を88kmと見積もっており、一般的なドライブ行程の75%を電気のみで走行できると示唆している。50kWの急速充電機能を備えており、1時間以内に0%から80%まで充電することができる。家庭用ウォールボックスでは5時間で充電可能とのこと。
ジャガー・ランドローバー(JLR)の車両プログラム担当エグゼクティブ・ディレクターであるニック・コリンズは次のように述べている。
「新型レンジローバーは、世界で最も魅力的で、エレガントで、高性能なラグジュアリーSUVです」
「当社の効率的な長距離用プラグイン・ハイブリッド・パワートレインは、性能、洗練性、効率の絶妙なバランスで運転体験を高め、最大113kmのゼロ・エミッション走行をささやくように静かに完遂することができます」
レンジローバーは、2024年にランドローバーで初めて完全EVが設定される予定だ。同社は2039年に事業全体でCO2排出量ゼロを達成するという目標の一環として、全モデルにEVを導入していく。
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みんなのコメント
>3回目には故障して、ささやかず1mも走れなくなります。
でもこの新型レンジ、グロスでの重量はなんとビックリの3.5トン級!
とんでもない自己中、自己満足の環境デストロイヤー。
せめて、トラック並みの自動車税や高速道路通行料は払ってもらいたいものデスな。
いや、マジで。