2023年10月23日(現地時間)、マセラティMSGレーシングはシーズン開幕を前にして、2023-2024FIAフォーミュラE世界選手権シーズン10の参戦マシン「新型マセラティ ティーポ フォルゴーレ(Maserati Tipo Folgore)」を公開した。2023-2024フォーミュラEシーズン10はスペイン・バレンシアにあるリカルド・トルモ・サーキットでのプレシーズンテストですでに事実上スタートを切っている。
マセラティの象徴であるブルーを基調に電動化をアピール
1914年にマセラティ兄弟によってイタリア・ボローニャで誕生したマセラティは、F1グランプリ創設当時の1950年代にはサーキットで躍動し、その優秀な成績で世界的な名声を獲得した。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
長い歴史と伝統をもつマセラティはイタリアの文化と深く結びつき、今や「マセラティ」というブランドはイタリアにまつわるあらゆるものに影響している。
そんなマセラティは2023年、モナコのMSG(モナコ・スポーツ・グループ)レーシングとパートナーシップを結び、フォーミュラEのシーズン9でシングルシーターの世界選手権に復帰。いきなりポールポジション2回、表彰台4回、そしてジャカルタでは1957年のドイツGP以来となる勝利をあげ、チームランキング6位に入っている。
2025年までに全モデルに完全電動化モデルを導入し、2030年までには全モデルを電動化する予定のマセラティにとって、フォーミュラEへの参戦は過去と未来を結ぶ架け橋であり、モータースポーツの新時代を担うレーシングカーはマセラティの戦略と革新への意欲と一致するものだ。ちなみに、マセラティの電動化を象徴する「マセラティ フォルゴーレ」は、マセラティ初の100%電気自動車として登場している。レース中に使用される全エネルギーの40%が回生エネルギーでまかなわれる
全エネルギーの40%が回生エネルギーでまかなわれる
今回公開されたフォーミュラE参戦マシン「新型マセラティ ティーポ フォルゴーレ」のカラーリングは、マセラティの象徴であるブルーを基調に、ノーズにトライデントマークを配し、フォルゴーレモデルの特徴的な色調を想起させる「ラメフォルゴーレ(銅=コッパーの輝き)」をアクセントで加えたもの。
Gen3パッケージを使用した車両は、350kWの出力で最高速度は時速200マイルを超え、600kWの回生ブレーキ機能により、レース中に使用される全エネルギーの40%が回生エネルギーでまかなわれる。そして、レースでの経験が今後の公道車モデルの開発に引き継がれることから、フォーミュラEとマセラティMSGレーシングの活動は、マセラティの車両開発においても重要な役割を果たすことになる。
ドライバーは昨シーズンのジャカルタでの優勝など通算3勝をあげ将来のチャンピオン候補と目される有望な若手マクシミリアン・ギュンターと、昨シーズンはFIA F2で活躍したルーキードライバーのジェハン・ダルバラのふたり。若きふたりのドライバーで頂点を目指す。
2023-2024FIAフォーミュラE世界選手権シーズン10は、プレシーズンテスト終了後、2024年1月13日にメキシコシティで開幕。3月30日には東京ラウンドを初開催し、7月21日のロンドンでの最終戦まで、全16戦でチャンピオンシップを争う。
2023-2024 フォーミュラE 概容
2023-2024 フォーミュラEチーム体制
●ABT CUPRA ANDRETTI FORMULA E
ルーカス・ディ・グラッシ
ニコ・ミューラー
●ANDRETTI FORMULA E
ジェイク・デニ
ノーマン・ナトー
●DS PENSKE
ジャン-エリック・ヴェルニュ
ストフェル・バンドーン
●ENVISION RACING
ロビン・フラインス
セバスチャン・ブエミ
●JAGUAR TCS RACING
ミッチ・エバンス
ニック・キャシディ
●MAHINDRA RACING
エルアルド・モルタラ
ニック・デフリース
●MASERATI MSG RACING
ジェハン・ダルバラ
マクシミリアン・ギュンター
●NEOM MCLAREN FORMULA E TEAM
ジェイク・ヒューズ
サム・バード
●NISSAN FORMULA E TEAM
オリバー・ローランド
サッシャ・フェネストラズ
●TAG HEUER PORSCHE FORMULA E TEAM
パスカル・ウエレーン
アントニオ・ダ・コスタ
※ABC順、2023年10月24日現在
2023-2024フォーミュラE世界選手権カレンダー
プレシーズンテスト 2023年10月24日~10月27日 バレンシア(スペイン)
第1戦 2024年1月13日 メキシコシティ(メキシコ)
第2戦 2024年1月26日 ディルイーヤ(サウジアラビア)
第3戦 2024年1月27日 ディルイーヤ(サウジアラビア)
第4戦 2024年2月10日 ハイデラバード(インド)
第5戦 2024年3月16日 サンパウロ(ブラジル)
第6戦 2024年3月30日 東京
第7戦 2024年4月13日 ローマ(イタリア)
第8戦 2024年4月14日 ローマ(イタリア)
第9戦 2024年4月27日 モナコ
第10戦 2024年5月11日ベルリン(ドイツ)
第11戦 2024年5月12日ベルリン(ドイツ)
第12戦 2024年5月25日 上海(中国)
第13戦 2024年5月25日 上海(中国)
第14戦 2024年6月29日ポートランド(アメリカ)
第15戦 2024年7月20日ロンドン(イギリス)
第16戦 2024年7月21日ロンドン(イギリス)
※2023年10月24日現在、第7戦・第8戦のローマ調整中
[ アルバム : マセラティMSGレーシング「新型マセラティ ティーポ フォルゴーレ(Maserati Tipo Folgore)」 はオリジナルサイトでご覧ください ]
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
[朗報] 改良日程の前倒しで年内に[アルファード/ヴェルファイア]が手に入れられる!?
ついに[バブル]崩壊か!? 中古価格が暴落したら買いたい現行クロカン3選
「ヘッドライトが“まぶしい”んですけど、どうにかならないですか?」 困惑の声多数! あなたの行為「違反」かも? 「ハイビーム」の“落とし穴”とは
40年前の日産「フェアレディZ」を海外オークションで発見 走行距離21万キロ超え 年代相応にヤレた「Z32」の価値とは
新車採用が「義務化」! でも後退時「バックモニター」だけで動くのは「危険すぎ」!? “カメラ”に映らない「死角」がヤバかった
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
「財布を忘れて帰ろうとしたら、免許不携帯で捕まりました。今取りに帰るんですよ。私が悪いんですか?」質問に回答殺到!?「事実でしょ」「非常識」の声も…「うっかり」でも許されない理由とは
高速道路を使わないユーザーには無駄? 「三角表示板」がなぜか標準装備にならないワケ
「ヘッドライトが“まぶしい”んですけど、どうにかならないですか?」 困惑の声多数! あなたの行為「違反」かも? 「ハイビーム」の“落とし穴”とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?