世はオラオラグリル全盛だが、その一方で、このところグリルレスのクルマが増えている。それらは、テスラモデル3に代表されるように、すべてEVだ。EVはフロントから空気を取り入れてラジエターを冷やす必要がない。バッテリーを冷やす必要はあるが、エンジンほどの熱は発しないし、搭載位置が床下なので、大きなフロントグリル(空気取り入れ口)は無意味。空気抵抗でしかない。
しかしEVでも、グリル風の装飾を残すクルマは非常に多い。日産アリアやbz4X、メルセデスEQシリーズ、BMW iX……数えればキリがない。
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