ボディ・足回り・走りのプログラムを改良
レクサスが、上級クーペ「レクサスLC」シリーズの一部改良型を発表した。
【画像】マットホワイト「白銀」がかっこいい! LC特別仕様車「エッジ」と改良モデル【細部まで見る】 全35枚
まずは、下山テストコースで鍛えたというボディの補強について確認しよう。
車種別に見ると、「LC500」「LC500コンバーチブル」ともに、エンジンマウントの特性を変更。
クーペの「LC500h」「LC500」は、リアサスペンションメンバー取付け部に補強を施し、「LC500コンバーチブル」はトンネルブレース追加・床下ブレース補強を行うなど剛性向上を図る。
足回りにも改良は及び、ホイールの締結にワッシャ付きハブボルトを採用することで締結力を向上。
コイルスプリング、スタビライザー、ショックアブソーバーの諸元を最適化し、接地感・操舵応答性を高め、「リニアでなめらかな車両挙動を実現」したという。
パワートレインについては、ATの制御を見直し、アクセルレスポンスに優れるドライビングを目指す。
また、スポーツ走行に関する改良も施された。
統合型走行安定システムにEXPERTモードを設定。基本設定としてはシステム制御をオフとしコントロール領域を最大にしながら、車両挙動が大きく乱れた際には制御が介入する。
加えて、ATオイルクーラーを採用し、サーキット走行での油温上昇を抑制する。
内装・ADASの改良 価格について
カラー展開にもニュースがある。
ボディカラーに、ソニックカッパー、ヒートブルーコントラストレイヤリングを新規採用。
内装色にダークローズを新たに加えた。
「LC500h」「LC500」については、ブルー&ホワイトのインテリアカラーを新採用。内装のカラー配色を一部変更し、室内の上質感を高めている。
「LC500コンバーチブル」については、ルーフカラーに新規でレッドを追加した。
マルチメディア機能については、12.3インチのタッチディスプレイを採用。ナビ・音楽・車両設定などのメニューは選択スイッチをドライバー側に常時表示のアイコンを配置し、操作性を高めている。
画面全体のレイアウトについても、操作フローを統一した。
また、直前に撮影した車両直下の映像を、センターディスプレイに合成表示可能なパノラミックビューモニターを採用する。
ADAS機能は、単眼カメラ、ミリ波レーダーの性能向上により「プリクラッシュセーフティ」の対応領域を拡大。昼間の自転車運転者・夜間の歩行者も検知可能に。交差点右折前に前方から来る対向直進車、右左折時に前方から来る横断歩行者も検知する。
また、緊急時操舵支援、低速時加速抑制、ロードサインアシストを追加。さらにレーントレーシングアシストの車線認識にAIを活用するほか、LCCにカーブ速度抑制機能を加えた。
一部改良を施したレクサスLCの価格は下記のとおりだ。
マットホワイトの外装色や、さらなるボディ補強を加えた特別仕様車「エッジ(60台限定)」も抽選で販売される。
LC500h(3.5L V6+HV):1450万円~1533万円
LC500(5L V8):1400万円~1483万円
LC500特別仕様車エッジ(5L V8):1760万円
LC500コンバーチブル(5L V8):1550万円
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みんなのコメント
イタリアでLBXを発表し、
日本でLCのマイナーチェンジを、ついでに発表する。
これが今のレクサス(=トヨタ)の商売。
まぁ市場が小さくなっているから、やむを得ないか?