F1カタールGP予選で最速タイムを記録したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、クールダウンラップ中に不必要な低速走行を行ったとして、1グリッド降格されることが決まった。予選2番手のジョージ・ラッセル(メルセデス)がグリッドトップに繰り上がり、フェルスタッペンは2番グリッドから決勝をスタートする。
フェルスタッペンは、Q3のランで、プッシュラップを1周走った後、2周のクールダウンラップを入れて、最後のアタックラップを走り、その周に予選最速タイムを記録した。審議対象になったのは、クールダウンラップ中に「不必要に低速で走行した疑い」だった。
ドライバーは、理由なく、レースディレクターが定めたセーフティカーライン間のマキシマムタイムより遅く走ってはならない。
クールダウンラップ中のフェルスタッペンに、プッシュラップの準備中だったラッセルがターン12で急速に追いつき、ラッセルはその状況を「とても危険だ」と訴えていた。
スチュワードは、フェルスタッペンの行為を調査した結果、規定タイムより遅く走っていたことに適切な理由がなく「不必要」だったと判断。ただし、ラッセルはプッシュラップではなかったため、フェルスタッペンへのペナルティは、本来の3グリッド降格ではなく、1グリッド降格にとどめると決められた。さらにフェルスタッペンは、ペナルティポイント1を科され、12カ月での合計が6ポイントとなった。
スチュワードは、以下のような説明を行っている。
「1号車(フェルスタッペン)は63号車(ラッセル)とは異なる準備戦略を採っており、大幅にデルタを外れていた。1号車のドライバーは、4号車(ランド・ノリス)および14号車(フェルナンド・アロンソ)を前に行かせたと説明している」
「63号車のドライバーは、デルタを守って走行しており、1号車がレーシングライン上にいるとは予期していなかったと述べた。また、マシンが低速で走行する場合、高速コーナーでレーシングライン上にいるべきではないと主張した」
「スチュワードは、本件を複雑なケースであると考えている。1号車はレースディレクターのイベントノートを順守していないことは明らかで、状況を考慮すると、不必要に低速走行をしていたと、我々は判断する。1号車のドライバーは、明らかにタイヤを冷却しようとしていた。また、ターン11と12の間の短いストレートでミラーを複数回確認し、63号車が接近していることを認識することが可能だった」
「この一件は、どちらの車両もプッシュラップ中ではない状況で発生したという点が、通常とは異なっていた。もし63号車がプッシュラップ中であったなら、(フェルスタッペンには)通常の3グリッド降格ペナルティが科された可能性が高い。しかし、63号車のドライバーが1号車を明確に視認していたこと、さらにどちらの車両もプッシュラップ中でなかったことが、ペナルティを軽減する理由として考慮された」
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