FIAは、F1のオーナーであるリバティ・メディアや各チームと連携し、ファンにとってエキサイティングでより僅差なレースができるF1になるよう、2021年以降のレギュレーション策定に取り組んでいる。
今週末のイギリスGPに先立ち、FIAのジャン・トッド会長は、評価すべき事柄のひとつとして、レース中の給油を新しい規則に組み込むことを挙げた。
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F1では、給油装置の輸送に関するコストや安全性に対する懸念などの理由から、2010年からレース途中の給油が禁止となった。そのため、レーススタート時のF1マシンは最大105kgの燃料を搭載している。
「個人的に、私は給油を見たい」と、トッドは語った。
「だが、それについてのメリットとデメリットに関する研究を見ることができれば満足だ」
「おそらく、(今の)マシンが少し重すぎるんだ。我々はそれについて議論している」
「私は、レース中の給油を復活させた場合の分析を推進している。もし(レース中の)給油を再開すれば、スタート時のマシンをもっと軽くできる。燃料タンクも小さくなるので、より小さいマシンが作れるようになるんだ」
2021年のレギュレーション変更は、コスト削減を目的としたものが多いが、給油の復活はその流れに逆行するように思える。チームが新たな機材を購入する必要が生じるためだ。
一方、トッドはコスト面への影響については懐疑的だ。
「(給油の再導入により)コストが高くなると聞いたら、笑ってしまうよ。チームのモーターホームの巨大さを見れば、それの導入が致命的なコストになるとは思わない」
レース中の給油はファンに人気のある要素だが、オーバーテイクの増加という点では悪影響を及ぼしかねない。ドライバーが燃料を節約する必要性が低くなり各車のペースが上がるため、コース上でオーバーテイクするよりも、戦略を駆使してポジションを上げる方が簡単になると思われるからだ。
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