■上半期の軽自動車は、SUVテイスト
2020年も、残すところあと半年となりました。今年の前半は、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるための自粛など、さまざまな事態が起こるなか、軽自動車カテゴリでは各メーカーから、4台の新型車が登場しています。そんな、激動の2020年前半に登場した軽自動車を振り返ります。
ブラジル製ジムニーがヤバいほどカッコイイ! ユニークな南米モデル5選
●スズキ「ハスラー」
初代モデルが2014年に登場したスズキの軽クロスオーバーSUV「ハスラー」は、色とりどりのボディカラーを取り揃え、大人気となったモデルです。
その初代が登場してから約6年の時を経て、2019年12月24日に新型を発表。翌1月20日に販売が開始されました。
広い室内空間の軽ワゴンとSUVを融合させた、まったく新しいジャンルの軽クロスオーバーとして登場したハスラーは、「もっと遊べる!もっとワクワク!!もっとアクティブな軽クロスオーバー」をコンセプトに、フルモデルチェンジ。
世の中のトレンドやライフスタイルの変化に対応しながら、新しい楽しさ、ワクワクを提案し、ユーザーの想像力や行動力をさらにかき立てる新たなハスラーを目指して開発されました。
ボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1680mm、ホイールベースは2460mmと、初代に比べてホイールベースが35mm長くなっており、室内空間の広さに寄与しています。
また、荷室側からも操作可能なリヤシートスライドや、荷室の下部に防汚タイプのラゲッジアンダーボックスを採用するなど、使い勝手を向上。
夜間の歩行者を検知する衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」や、後退時の衝突被害軽減ブレーキ「後退時ブレーキサポート」を標準装備し、安全性能をも高められました。
搭載されるパワートレインは、自然吸気エンジンとターボエンジンの2種類です。
全車にCVTとマイルドハイブリッドシステムを搭載し、駆動方式は2WDと4WDを設定。4WD仕様の走行モードには「スノーモード」が追加され、滑りやすい路面の走破性も向上しています。
走破性、快適性、安全性のすべてがグレードアップした新型ハスラーの価格(消費税込、以下同様)は、136万5100円からです。
●ダイハツ「タフト」
ダイハツ「タフト」は、2020年6月に発売された最新のSUVタイプの軽自動車です。
日常からレジャーまで活躍し、毎日を楽しく演出するクルマを目指して開発されました。
新型タフトを開発するにあたり、ダイハツがイメージしたのは、バックパック。軽くて丈夫、かつ動きやすいという特徴を備えるバックパックをイメージし、アクティブに活動できる軽快さと荷物を沢山運べる機能を両立しています。
ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1630mm。コンパクトながらも、スクエアなボディとFF軽乗用車最大となる大径タイヤを装備することで、SUVらしいタフなデザインとなりました。
前席の上部には、大きなガラスルーフ(スカイフィールトップ)を全車標準装備することで、室内を明るくするだけでなく、視界も良好。解放感のあるクリアな視界で、運転時の危険性を低減させるだけでなく、美しい景色を楽しみながらのドライブを実現します。
さらに、このガラスルーフには、紫外線カット機能に加えて、室内温度の上昇を抑えるUV&IRカットガラスが採用されており、気になる日焼けの防止やエアコンの効きに貢献しています。
安全性能についても、新開発のステレオカメラを採用した予防安全機能「スマートアシスト」を全車標準装備。
衝突回避支援ブレーキ機能の対応速度域が広げられるとともに、夜間の歩行者検知機能も搭載。さらに、照射範囲に優れたLEDヘッドランプも全車に搭載され、夜間運転時の安全性も高められています。
遊び心が掻き立てられるデザイン性と使い勝手を実現した、新型タフトの価格は135万3000円からです。
■日産・三菱の共同開発車は異なるスタイルで展開
●日産「ルークス」
日産の軽スーパーハイトワゴン「デイズ ルークス」がフルモデルチェンジ。2020年3月19日に「ルークス」の名で、発売されました。
新型ルークスのデザインテーマは「品と凛」。日産のフロントフェイスデザインの主流となっている「Vモーショングリル」が強調され、ブーメラン型のシグネチャーLEDポジションランプが採用されています。
また、リアデザインも変更されており、車両の幅いっぱいまで延長されたテールゲートガーニッシュや縦長でシャープな形状のテールランプなど、全体的にすっきりとした印象となっています。さらに、テールゲートのドアハンドルも隠れたデザインとすることで、洗練された印象となりました。
ボディサイズは、全長×全幅×全高が3395mm×1475mm×1780mm。ホイールベースが2495mmに拡大したことで、後席の足元スペースが795mmに拡大し、後席は前後に320mmのロングスライドが可能なだけでなく、左右独立してのスライド操作ができるなど、使い勝手が向上。大人が4人乗車しても、48リッターのスーツケースが4個積載可能になりました。
安全装備としては、踏み間違い衝突防止アシストやインテリジェントエマージェンシーブレーキ、車線逸脱防止システム+車線逸脱警報、前方追突予測警報、ふらつき警報、標識検知機能、先行車発進お知らせなどを全車標準装備。
さらに、運転支援技術「プロパイロット」はハイウェイスターに設定されている「プロパイロットエディション」に標準装備されます。
使い勝手やデザインの上質さ、安全支援技術が向上した新型ルークスの価格は、141万5700円からです。
●三菱「eKクロススペース」
三菱「eKクロススペース」は2020年3月19日、SUVスタイルを採用したハイトワゴンタイプの軽自動車です。
ボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1780mm-1800mm。
昨今の三菱車に共通する「ダイナミックシールド」をベースに、新型「デリカD:5」や新型「eKクロス」にも採用されている「ハニカムグリルパターン」を採用し、個性的かつSUVらしさが強調されたデザインとなっています。
また、後席のスライド量が320mmとクラス最大となっており、4名乗車時でも使い勝手の良いレイアウトにできることも特徴のひとつです。
グレードラインアップは「M」、「G」、「T」が設定されており、それぞれにFFの2WDと4WDが選択可能。
エンジンはノンターボの直列3気筒と、インタークーラー付きターボチャージャーの直列3気筒が設定されています。
さらに、衝突被害軽減ブレーキを含む運転支援システム「e-Assist」を全車標準装備。
オプションとしても、高速道路での運転をアシストする「マイパイロット」が用意されています。
三菱特有の個性的なデザインに、快適性や安全性が向上した新型eKクロススペースの価格は、165万5500円からです。
※ ※ ※
2020年前半に登場した軽自動車は、SUVテイストがさらに増したモデルが主流となりました。
この流れを見ると、新型コロナウイルスの感染拡大が無ければ、この夏は新型車に乗ってのアウトドアを想定していたメーカが大多数だったことが想像できます。
さらに使い勝手や走破性、快適性などが向上した新しい軽自動車たちに乗って、来年こそは夏を満喫出来る未来を目指しましょう。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
斬新「日本の“フェラーリ”」に大反響! 「約700馬力のV8スゴイ」「日本なのに左ハンしかないんかい」「めちゃ高ッ」の声! 同じクルマが存在しない「J50」がスゴイ!
ついにトヨタ「新型セリカ」復活!? 次期8代目登場か… 中嶋副社長「セリカ、やっちゃいます。」宣言! 会長も後押し!? ラリージャパンで語られたコトとは
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
「(次期)セリカ、作ります!」ラリージャパン会場でトヨタ中嶋副社長が明言!! 開発開始を宣言、次期86も「出す」
苦手な「前向き駐車」なぜコンビニで推奨されるのか? 「もちろんやってる」「出る時が怖い…」賛否あり!? バック駐車じゃない理由への反響は?
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
つまり何をやってもどうデザインをしても中途半端なサイズ規格やエンジン排気量にしばられ、デザイン的な美しさもなく車体のバランスを崩してでも中を広く見せるという見栄えだけに精いっぱいな軽自動車だということですよね。その結果として、肥大化した車重を排気量わずか660ccしかないエンジンを必死にまわしてアクセルベタ踏みで走っている暑苦しくうるさいだけの車が出来上がっているわけなのですよ。ターボを付けたら速いぜ!という人もおられるようですが、高速道路で普通自動車と同等にクルーズできますかね。追い越し車線に出て数十秒たっても他車を追い抜けず再び走行車線に戻ると言う見苦しいことをする軽自動車をよく見かけます。
お笑い要素一杯で感謝w