メルセデスのルイス・ハミルトンはF1ハンガリーGP初日を終え、チームがメルセデスが暑い気候の中で苦戦を強いられていると語り、”良い日ではなかった”と振り返った。
オーストリアGPとイギリスGPでジョージ・ラッセルとハミルトンがそれぞれ勝利し、2連勝を飾ったメルセデスだが、ハンガリーGPでは苦戦が予想されていた。夏のハンガリーは灼熱のコンディションとなることが多く、メルセデスはこれまでそういったコンディションを苦手としていたからだ。
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実際FP1は気温30度、路面温度は58度でスタート。FP2では少し路面温度が下がったものの、涼しかったイギリスGPとは大きく気象条件が異なっている。
ハミルトンはFP1を10番手で終えたが、FP2では7番手まで順位を上げ、チームメイトのラッセルは金曜日の2セッションで4番手と5番手につけた。
ハミルトンは、土曜日に向けて何を変更すべきかヒントは得られているとしながらも、金曜日はチームとして調子が悪かったと振り返った。
「今日はあまり良い日じゃなかった。本当にね。天気はいいし、ここにいられるのは素晴らしいけれど、今日は本当に調子が悪かった」
「セットアップの面でフィーリングは良くなかったけど、その理由は分かっていると思う。夜の間に作業をするけれど、これまでのところベストな準備はできていない」
「FP1とFP2の間にちょっとした微調整はしたけど、クルマはほとんど同じだった。今週末僕たちが変更しているモノがあるんだけど、それをたぶんもう一度戻す必要があるんだ」
「でも全体的に僅差だった。そうでなければ、今日は他のドライバーたちのようなペースは出せなかったと思う。暑い時はいつもと同じように良くない感じだった」
ラッセルは、FP2でトップだったランド・ノリス(マクラーレン)とポイントリーダーのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が週末を通して戦列をリードすると予想しているという。
また、「スペインGPとオーストリアGPではこのふたりに対してペースが悪かったが、涼しいコンディションだったカナダGPとイギリスGPではこのふたりよりも前にいた」とも指摘した。
メルセデスのトラックサイドエンジニアリングディレクターであるアンドリュー・ショブリンはFP1終了後、ハンガロリンクのようなサーキット、特に気温が高いサーキットはチームにとって大きな弱点だと指摘していた。
しかし彼は、今回のレースはチームにとって課題を直視し、長期的な解決策を見出す良い機会だと述べた。
「暑いコンディションのリヤ・リミテッド(リヤタイヤがパフォーマンスの制約になる)のサーキットでのパフォーマンスには、まだ疑問符がつく」
「日曜日はとても暑くなるだろう。だから我々はその対処に取り組んでいるが、自分たちが優勝候補だと思っているわけではない」
「それを試すには良いサーキットだ。パフォーマンスのあるエリアに集中しようとする時、それがリヤのオーバーヒートであるなら、問題を学び、理解する上でここはベストなサーキットだ」
「すべてのサーキットがシルバーストンのようなコースであることを願っていたとしても、そうはならないのだ。問題に取り組むにはいい場所だよ」
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