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スバルのタフすぎ「ガチ四駆」! 世界が認めた旗艦「アウトバック」の凄さとは!?「クロスオーバーワゴン」の先駆者は走りも機能も超充実!

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スバルのタフすぎ「ガチ四駆」! 世界が認めた旗艦「アウトバック」の凄さとは!?「クロスオーバーワゴン」の先駆者は走りも機能も超充実!

■まさに「万能」なスバルのフラッグシップ

 スバルのフラッグシップモデル「レガシィ アウトバック(以下、アウトバック)」は、ステーションワゴンをベースに車高を上げて悪路走破性を向上させた「クロスオーバーワゴン」という、ワゴンとSUVの魅了をあわせ持つカテゴリの先駆けとなったモデルです。
 
 国内メーカーにおいては直接的な競合車が存在せず、海外メーカーにも同カテゴリのモデルが数車種存在するのみという個性的なアウトバックですが、いったいどのような成り立ちで誕生し、どんな特徴をもつクルマなのでしょうか。

【画像】スバルSUV最強の「ハイパワーターボ」搭載! 2.4Lの爆速「アウトバック」が発売

 アウトバックの歴史は、2代目「レガシィツーリングワゴン」の派生モデルとして登場した1995年から始まりました。

 当初、国内仕様のサブネームはアウトバックではなく「グランドワゴン」を名乗っており、アウトドア志向を強調しながら本格的なクロスカントリー4WDより高速走行性能に優れたワゴンとして注目を集めました。

 後に北米市場で「アウトバック」の名で販売されると大ヒットを記録。北米におけるスバルブランドの地位向上に大きく貢献したうえ、クロスオーバーワゴンという新ジャンルを確立し、その先駆者として世界中の自動車メーカーに多大な影響を与えました。

 その後、グランドワゴンは2代目モデルで「ランカスター」と名を変え、3代目モデルからはアメリカ仕様に使われた「アウトバック」という車名を日本でもサブネームに設定。2021年10月には現行モデルとなる6代目モデルが発売され、スバルの主力モデルの1台となっています。

 現行アウトバックのスタイリングは、ひと目で上質感とアクティブさの伝わるデザインです。力強さを強調したボディパネルとタフさ表現したクラッディングを組み合わせ、高い存在感を主張しています。

 ボディサイズは全長4870mm×全幅1875mm×全高1670-1675mm。歴代モデルで最も大きな車体となりましたが、ホイールベース(2745mm)や最小回転半径(5.5m)は先代モデルと同じ値をキープしており、取り回し性の良さはしっかりと保たれています。くわえて最低地上高は213mmへと高められ、より安心してオフロードで走行することができます。

 パワーユニットには、177馬力と300Nmという高トルクを発揮する1.8リッター水平対向ターボエンジンを搭載。燃費も重視して開発されたこの新型エンジンは、最新のリーン燃焼技術などを採用しWLTCモードで13.0km/Lという優れた経済性を実現するとともに、どんなシーンでも力強く爽快な走りが楽しめます。

 組み合わせるトランスミッションはリニアトロニックCVTで、駆動方式には「アクティブトルクスプリットAWD」を採用。このAWDは発進時から高速域まで常に4輪を駆動するシステムのため、リアルタイムAWDにありがちな「反応遅れ」とは無縁。AWD性能はスバル車の評価が高い理由のひとつであり、運転時の安心感と心強さにつながっています。

 さらに、現行アウトバックへのフルモデルチェンジにあたってプラットフォームも一新され、フルインナーフレーム構造のスバルグローバルプラットフォームを採用。高剛性と軽量化を両立し、動的質感と衝突安全性能が大きくレベルアップしたうえ快適な乗り心地を実現しました。

 スバルの運転支援システム「アイサイト」についても、カメラの広角化をおこなった「新世代アイサイト」が採用されたほか、自動車専用道路上での渋滞時、一定の条件下でハンドルから手を離せる「渋滞時ハンズオフアシスト」を可能とした最新の「アイサイトX」を全車に標準装備し、長距離ドライブにおいてドライバーの負担を軽減します。

 現行アウトバックについて、開発責任者である村田誠氏は過去の取材に次のように説明しています。

「世界最高のアウトバックを提供したいという思いから、日本のニーズに合わせた日本市場専用設定の環境対応エンジンや、高度運転支援システム『アイサイトX』を装備して発売することにこだわりました」

※ ※ ※

 とくに国内においては唯一無二の存在となっている、クロスオーバーワゴンのレガシィ アウトバック。

 スバルが「0次安全」と掲げる「見切りの良さ」においてもこだわって設計されており、従来のユーザーに加えて新たに乗る人にも運転しやすいクルマに仕上がっているといいます。

 安全性能や使い勝手、運動性能に環境性能などあらゆる面において進化の手を緩めない、まさに「スバルらしさ」を集結したことが、同車が世界中から高い支持を集める理由と言えるのかもしれません。

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