ニコ・ヒュルケンベルグは、今季メルセデスとアストンマーチンの両方でリザーブドライバーを務めることになる可能性が高まっているようだ。
ヒュルケンベルグは昨シーズンからF1のレギュラーシートを失うことになったが、新型コロナウイルスに感染したセルジオ・ペレス及びランス・ストロールの代役としてレーシングポイントのマシンを走らせることになった。急遽の出走であったにも関わらず、見事に適応。代役を務めた3レース中2戦でポイントを獲得する活躍を見せた(もう1戦はマシントラブルによりスタートできず)。
■朝のコーヒータイムが、急遽F1代役参戦に……ヒュルケンベルグ「前回よりもクレイジー」
今季もフル参戦のシートを手にできなかったヒュルケンベルグだが、また何らかの事情があれば、再びアストンマーチンと改名したチームの代役最有力候補であるのは間違いないだろう。そしてメルセデスのリザーブドライバーを務める可能性もあるようで、既に議論が進んでいると見られる。
メルセデスは、ストフェル・バンドーンとニック・デ・フリーズをリザーブドライバーとして確保している。しかし彼らは、フォーミュラEにも参戦中であるため、全てのレースで代役を務めることができるわけではない。例えばルイス・ハミルトンかバルテリ・ボッタスのいずれかがレースに出走できないことになったにも関わらず、同じ週にフォーミュラEのレースがあるなどした場合、ヒュルケンベルグに白羽の矢が立つのではないかと言われている。
実際に今年はF1とフォーミュラEの日程が3回にわたって重複することになっている。スペインGPの週にはモナコでフォーミュラEが、そしてF1モナコGPはマラケシュePrixと、そしてアゼルバイジャンGPもサンティアゴePrixとそれぞれ同じ週にレースが行なわれることになっている。また新型コロナウイルスの状況によっては、サンティアゴでの連戦の後、バンドーンとデ・フリーズがカナダGPに帯同できない可能性もある。
最終決定は下されていないと見られるが、この4戦についてはヒュルケンベルグがメルセデスに帯同し、リザーブ役を務める可能性について検討が進められていると思われる。メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは今週初め、この可能性をほのめかす発言をしている。
「我々は皆、彼に何ができるのかを知っている」
ウルフ代表はドイツのテレビ局のインタビューでそう語った。
「彼はどういうわけか、トップチームでドライブするチャンスを手にすることができなかった、トップドライバーのひとりだと言えるだろう。チームにそのようなリソースを持っておくのはもちろん興味深いことだ。当然我々は、その可能性を受け入れる」
ヒュルケンベルグとの契約はいつ発表されるのか? それを尋ねられたウルフ代表は次のように語っている。
「問題はいつ決定が下されるのではなく、いつ発表されるかである」
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