いつか一緒に働けたら……。アロンソ、空力の鬼才ニューウェイのマシンは未体験も「彼と同時期にF1にいれて幸運」

　フェルナンド・アロンソは、レーシングカーデザイナーのエイドリアン・ニューウェイと同じチームで働いたことはないものの、同じ時期にF1を戦っていることは幸運だと語った。

　現在レッドブルでチーフテクニカルオフィサーを務めるニューウェイは、F1史上最も偉大なエンジニアのひとりとして広く認められており、2023年のレッドブルRB19を含む14台のチャンピオンマシンを送り出した。

　今年初め、自身の輝かしいキャリアを振り返ったニューウェイは、ルイス・ハミルトンやアロンソと直接交わることができなかったこと、フェラーリへ移籍する可能性があったことを“心残り”として挙げた。

　F1の公式ポッドキャスト『Beyond the Grid』に登場した際、ニューウェイは次のように語った。

「例えばフェルナンドやルイスと一緒に仕事ができれば、素晴らしいことになっただろう」

「でもそうはならなかった。状況の問題で、そういうモノなんだ」

　一方、アロンソにこの話題を振ると、彼はニューウェイと同時期にF1で活躍できたこと自体が特権だと語り、共に仕事をする日が来ることを望んでいると示唆した。

　時折、レッドブルへの移籍が憶測に上がるアロンソは次のように語った。

「彼が数年前にスペインで本を出版した時、最初のページ、つまりプロローグを担当させてもらったことを覚えている」

「僕としては、彼と同じ環境で働けたことは本当に幸運だった」

「たとえ一緒に仕事をすることがなかったとしても、エイドリアン・ニューウェイがF1マシンを作っている時代を生きて、ドライブしていることが幸せなんだ」

「いつか彼と一緒に仕事ができたらいいね……私生活でヴァルキリー（ニューウェイが手掛けたアストンマーチンのハイパーカー）に乗っても、何か感じるモノがあるだろうし、それが僕をハッピーにしてくれるはずだ」

　そして、ニューウェイが手掛けたマシンを手にしたライバルにタイトル争いで敗れながらも好意を抱いていることについてアロンソに問うと、彼はジョークで答えた。

「（ニューウェイは）20年間でチャンピオンになれなかったドライバーの責任を負っているんだ！」

Comments

[vo4067rtis]

ニューウェイデザインのフェラーリF1カーが見たい!

[wat********]

最早CFDも 扱えないニューウェイは、エアロデザインチームの代表で
レッドブルは ニューウェイをチームの重要人物バジェットキャップ外の３人の1人にし、大金を渡し 他チームより 多くの人材にCFDでマシンをデザインさせ、数字で甲乙の付いた デザインを採用し、コンピューターの中で完成させ シミュレーターにかけて、実際に形にしたのが 今のマシン
ニューウェイは責任者と言う 顔なだけで、アドバイザーですら無い
それにマシンの能力はエアロだけ優れていればいいのではなく PUは勿論、路面のバンプやアンジュレーションによる ライドハイトの変化に対応する脚が大切、脚回りとエアロとPUの 三位一体で、勝てるマシンになる…と 言う位、他チームと 差があるw
アロンソは あと少しの所で、フェラーリでチャンピオンに手が届かず 痺れを切らし、マクラへ行き底辺を見た
今からレッドブルは マックスを支える立場なら、受け入れられる