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バーチャル・ル・マン24時間|予選は”eプロ”が席巻。バイコレスがポールポジション

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バーチャル・ル・マン24時間|予選は”eプロ”が席巻。バイコレスがポールポジション

 バーチャル・ル・マン24時間レースの予選が行なわれ、バイコレスがポールポジションを獲得した。

 新型コロナウイルスの影響で延期となった”実際の”ル・マン24時間レース。しかし当初このレースが開催される予定だった週末に、バーチャルでのル・マン24時間レースが開催されることになった。世界中のトップドライバーとeレーシング界のプロフェッショナルが集い、まさに“世界最大のeレーシングイベント”になっている。

■ル・マン24時間バーチャルレースはいよいよ今週末。日本ではJ SPORTSで生中継&生配信

 各チームには最大で2人までプロのeスポーツレーサーを起用することができるが、20分間で争われた予選ではそのスペシャリストたちが大活躍した。

 今回のレースはLMP2とLM-GTEの2クラスで争われるが、そのLMP2クラスでポールポジションを獲得したのは、現実世界ではWECのLMP1クラスでル・マンを戦う予定となっているバイコレス。予選アタックを担当したのは、レーシングシミュレーター”rFactor2”のスペシャリストであるスロベニアのシモンチッチで、3分23秒380をマークしLMP2クラストップとなった。

 バイコレスは4号車1台でのエントリーであり、シモンチッチの他にシムレーサーのジェスパー・ペダーセンを起用。現実世界のレーシングドライバーとしては、2019年のWTCCでランキング2位だったエステバン・グエリエリ、フォーミュラEやスーパーフォーミュラにも参戦経験を持つトム・ディルマンというラインアップとなっている。

 予選2番手はGTドライバーのドリス・ヴァンスールとケルビン・ファン・デル・リンデが所属する30号車E-TEAM WRTが獲得。日産・e.ダムスのドライバーとしてフォーミュラEで活躍するオリバー・ローランドが率いる33号車2 SEAS MOTORSPORTが3番手となっている。

 ウイリアムズEスポーツがサポートし3台体制で参戦するレベリオンは、3号車が4番手を獲得。マックス・フェルスタッペンとランド・ノリスという若手F1スターがふたりラインアップに加わっているチーム・レッドライン20号車は、チームディレクターのアッツァ・ケルクホフが最速タイムをマークし5番手となっている。

 予選は主にシムレーサーが主体で行なわれたが、ヴェローチェ・Eスポーツ16号車はストフェル・バンドーンがアタックを担当し6番手。このセッションを走った数少ない現実世界のプロドライバーのひとりとして、印象的なパフォーマンスを見せた。もっともバンドーンは、フォーミュラEのバーチャルシリーズ『レース・アット・ホーム・チャレンジ』でチャンピオンに輝いた実力者だ。

 ヴェローチェ・Eスポーツも3台体制でエントリーしており、スーパーGTとスーパーフォーミュラに参戦するサッシャ・フェネストラズが加わっている18号車は10番手となった。

 2018年・2019年とル・マン24時間を制しているTOYOTA GAZOO Racingも3台がエントリー。ところが、予選では17番手、18番手、22番手と振るわなかった。

 フェルナンド・アロンソとルーベンス・バリチェロが参戦するFA/RB ALLINSPORTSの14号車は13番手。ファン・パブロ・モントーヤやシモン・パジェノーといった、現実世界のプロドライバーのみで構成されたチーム・ペンスキーの6号車は30台中27番手と、苦しい結果に終わった。

 GTEクラスはトップ4台中3台がポルシェ。中でも、ポルシェ・Eスポーツ・スーパーカップ王者のジョシュア・ロジャースがアタックしたポルシェ・Eスポーツ・チーム93号車がポールポジションとなっている。

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