2023年シーズンのFIA F2でランキング2位に入ったフレデリック・ベスティと、アルピーヌのハイパーカードライバーであるフェルディナンド・ハプスブルクが、クール・レーシングの2台目のELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズ参戦車両のドライバーとして確定した。
ふたりは、先月のELMS暫定エントリーリスト発表時に指名ドライバーとなったメキシコ人のアレハンドロ(アレックス)・ガルシアに加わり、47号車オレカ07・ギブソンをドライブしてLMP2クラスに参戦する。ガルシアは2023年、クール・レーシングからELMSのLMP3クラスに参戦していた。
宮田莉朋のチームメイトはプジョー育成の20歳。クール・レーシング、ELMS37号車の“フレッシュ”トリオを確定
これまでシングルシーターのみを戦ってきたベスティは、スポーツカーレースにデビューを果たすことになる。彼は2019年にフォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン選手権のタイトルを獲得し、2020年にはFIA F3、2022年にはF2へとステップアップを果たした。2021年には、メルセデス・ジュニアチーム入りも果たしている。
デンマーク出身のベスティは2023年、プレマ・レーシングに所属して6勝を挙げ、王者テオ・プルシェールに次ぐ2位で選手権を終えている。
一方のハプスブルクは、すでに発表されているアルピーヌA424でのWECのプログラムと並行する形で、2年ぶりにELMSに復帰する。彼は2022年、プレマの一員としてLMP2タイトルを獲得している。
2024年、クール・レーシングは2台体制でELMSのLMP2クラスに参戦する。もう1台の37号車のドライバーとしては、マルテ・ヤコブセン/ロレンツォ・フルクサ/宮田莉朋が発表済みだ。
元トヨタのWECドライバーであり、チーム共同創設者であるニコラ・ラピエールは「2024年シーズンに向けて、このような才能あるドライバーのラインアップを確定できたことに興奮しているし、誇りに思う」と語った。
「チームのバックボーンは同じで、若さと明らかなる競技面での可能性を備えている」
「我々にとっては、引き続きアレックスと一緒に戦えることは重要だ。アレックスは我々とともに成長を続けており、フェルディ(ハプスブルク)の経験が頼りになることだろう。フレデリックは我々の哲学によく適合しており、目標に対して野心的に取り組むことができる。いま、これらすべてを、ますます競争が激化するカテゴリーのトラックで示していかなければならない」
「我々はここ数シーズンで技術組織を強化しており、得た経験を活かしたいと考えている。2台のLMP2と1台のLMP3を擁する2024年シーズンは、チームにとって重要なシーズンとなるだろう」
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