販売の少ないモデルは削減
text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)
【画像】独特なデザインの新型EQS【メルセデス現行のクーペモデルやSクラスと写真で比較】 全171枚
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
メルセデス・ベンツの新型EQSは、Sクラスのようにクーペやカブリオレが生まれる可能性は極めて低いと思われる。
このEVのフラッグシップモデルは、Sクラスとは全く異なるデザインアプローチを採用しており(技術的には無関係)、後継モデルではなく代替モデルとして位置づけられている。だが、そのバリエーションは限られたものとなりそうだ。
メルセデスのチーフ・デザイン・オフィサーであるゴードン・ワグナーは、AUTOCARに次のように述べている。
「これらのボディスタイルは『スペシャリティモデル』であり、将来的には目にする機会が減っていくでしょう」
「将来的に見ても、スペシャリティモデルは市場の15%を占めるに過ぎません。ざっくり言うと、SUVが約50%、セダンが約30%となります。ですから、すべてのセグメントでクーペやカブリオレを出すことは絶対にありません」
Sクラスは、フルサイズの4ドア車として最近発売されたばかりだが、先代は2ドアのクーペとオープントップをオプションで選択できた。しかし、ワグナーによると、こうした「特殊」なモデルが新型車で設定される可能性は低いようだ。
「数字を見ると、クーペはSクラスの販売台数の3分の1を占めているに過ぎず、これらのボディスタイルを採用したからといって大きく伸びるわけではありません」
「新型SLが今年発売されるなど、まだまだ夢のあるクルマはあるでしょう。しかし、常にクーペやコンバーチブルがあるわけではありません」
研究開発の面でも限界
同氏のコメントは、最高執行責任者(COO)であるマーカス・シェーファーが先日AUTOCARに語ったものと同じで、メルセデスは派生モデルを縮小し、生産台数の多いモデルに集中する方針だ。
シェーファーは、次のように述べている。
「昨年、わたし達のモデルは50台近くに達していましたが、EVについては、EQシリーズでさらに増えていきます。研究開発の面では限界があります」
「モデルの中には市場が非常に狭いものもあるので、今後はより精密で消費者志向のポートフォリオに集中したいと考えています。そのために、ラインナップ、ポートフォリオ、車両の形状を大幅に変更しています」
EQSに続いて登場予定のEQEとEQE SUVがこの方針をとっているかどうかは確認されていないが、GLCクーペとGLEクーペの販売が成功していることを考えると、生産台数の多いSUVには何らかの派生モデルが期待できる。
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