この記事をまとめると
■2022年3月の軽四輪車新車販売台数が発表された
納車まで2年かかったモデルも! 人気ゆえか別の理由か「納期が長くて話題になったクルマ」5台のその後
■軽四輪車総台数ではダイハツ、軽四輪乗用車台数はスズキがトップ
■このデータからの考察を述べる
いま販売台数が必ずしも人気のバロメーターとはいえない状況
全国軽自動車協会連合会(全軽自協)から2022年3月単月の軽四輪車新車販売台数が発表されたのと同時に、2021事業年度(2021年4月~2022年3月)締めでのブランド別軽四輪車新車販売台数も発表された。
軽四輪車総台数でのトップはダイハツで50万6436台、2位はスズキで47万498台であった。その差3万5000台は2020事業年度締め年間販売台数よりは差が開いているものの、そのレベルは僅差といっていいだろう。
軽四輪車総台数でトップとなったダイハツなのだが、2020事業年度締め年間販売台数と同じように、軽四輪乗用車台数ではスズキが36万328台なのに対し、ダイハツは34万8154台となり、スズキがトップとなっている。軽四輪乗用車でスズキにリードを許したものの、軽四輪貨物で大差をつけてトップとなり、結果的に軽四輪総台数でダイハツがトップとなる傾向がここのところ目立っている。
2021事業年度はコロナ禍のなか、サプライチェーンの混乱による完成車の生産遅延も顕在化してしまった。そのため、販売台数統計が必ずしも人気のバロメーターともいえない状況となり、いまの困難な時期に何台出荷することができたかを示すものともいっていい状況となっている。
スズキ、ダイハツともに部品供給は思うようにいかず
スズキが軽四輪乗用車でトップを維持できたのは、当初の予定からは遅れたともいわれているが、“ワゴンR スマイル”と、“新型アルト”を2021事業年度内にリリースしたことも大きいだろう。やはり、新型車の“人寄せパンダ”効果は大きい。「どんなクルマなのかな?」と、お客がディーラーへ足を運びやすくなるからである。
逆にダイハツは、商用車ハイゼット カーゴ、アトレーのフルモデルチェンジ、ハイゼットトラックの大規模マイナーチェンジを実施しており、これが軽四輪貨物での販売台数でスズキに大きな差をつけることができたともいえるだろう。
スズキもダイハツもともに、ほかの完成車メーカーと同じように、部品供給が思うようにいかず、生産工場の停止などにたびたび追い込まれている。しかし、そのなかでも両メーカーとも、比較的短い納期で納めることができるモデルもあり、言い方はあまり良くないが“それで食いつないだ”ともいえるだろう。
軽自動車ではカーナビはディーラーオプション設定されるケースが圧倒的に多い。現状では完成車よりも、カーナビのほうが生産遅延はひどい状況にあると聞いている。画面サイズ(小さいほうが状況ひどい)や、生産委託しているメーカーによって、そして日々状況は変わるようであるが、完成車の納期は早くても、納車までにカーナビが間に合わないといったケースも多発しているようである。
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みんなのコメント
エンジンマウントの劣化で異音の恐れが有り、期間内なら無料で交換しますとダイハツ公式HPでは発表してたけど、ハガキ等の連絡は無し。異音が出た時には期間が過ぎてて有償での交換になりますとの事。
それ以来ダイハツは二度と買わないと決めた。