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アルヴェル乗りが抱える「ディスプレイオーディオ」の「悩み」! 「大画面化」と「後付けカメラ装着」を実現する方法とは

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アルヴェル乗りが抱える「ディスプレイオーディオ」の「悩み」! 「大画面化」と「後付けカメラ装着」を実現する方法とは

アルファード&ヴェルファイア乗りは「ディスプレイオーディオ」への不満がいっぱい

 大画面のナビを使い慣れている人にとって、純正ディスプレイオーディオの画面は小さく感じたり、車内のエンターテインメント性を拡充できないなど、思うところはいろいろあるハズだ。特にその不満を抱えているのが、アルファード&ヴェルファイアオーナーではないだろうか。

いまクルマで流行りつつある「ディスプレイオーディオ」って何? 最先端だが「使いにくさ」を感じる人も

 というのも、この車種は特に同車種または同セグメントからの乗り換えが多く、それゆえ大画面ナビの装着率が高いため、それに慣れているとディスプレイオーディオの9インチというサイズ感にかなりガッカリするはず。

 しかもディスプレイオーディオ車には、車両を真上から見たような映像を表示できる「パノラミックビューモニター」がオプション装着できない。車体が大きく死角となる部分が多い車種だけに「この機能がないと怖くて運転できない……」と嘆いている人も多いようだ。純正でできないなら、アフターパーツで……と言いたいところだが、ディスプレイオーディオは拡張性も低く、後付けのカメラ類を装着することができない。

 加えてアルファード&ヴェルファイアでは必須となるリヤモニターについても残念なポイントが。純正オプション設定こそあるものの(12.1インチで10万4500円+工賃)、基本的にはディスプレイオーディオの画面と別の映像を映し出すことができないのだ…。

ディスプレイオーディオを移設して大画面ナビを装着という「大技」登場!

 そういったユーザーの不満を解消してくれるメニューを、アルパインスタイルが提案。そのメニュー内容は、ディスプレイオーディオを外し、その場所にアルパイン製「BIG X」を移植するというもの。

 ディスプレイオーディオを取り払ってしまうと、車両の設定ができなくなってしまったり、エラーが出てしまったりする。それを考慮し、ディスプレイオーディオを移設するという手法をとることで、問題なく動作させられることもポイント。「ヘルプネット」などの緊急通報サービスもそのまま使用できるため安心なのだ。

 BIG Xは11インチという迫力の画面サイズを誇るナビゲーションシステムで、液晶画面の美しさに定評がある。またスマホを操作するように指で拡大やスクロールができるのが特徴。さらにボイスタッチ機能を使えば、声を発するだけでさまざまな操作が可能になる多機能モデルだ。

 大画面だからナビも便利に使えるし、リヤモニターを設置してフロントモニターと別々の映像を流したり、カメラの充実といった、これまで当たり前にできていた娯楽性&機能性アップの手法を、これなら採り入れられるのがメリットとなる。

「標準コンソール車」はセンターコンソールへ移設できる

 次にその具体的な移設の仕方だが、ガソリン車のスタンダードコンソール車は、純正センターコンソールの前方にアルパイン製コンソールを装着し、その中にディスプレイオーディオを移設する仕組み。ガソリン2.5L車でアルファードX/S/S“TYPE GOLD”、ヴェルファイアX / Z / Z “GOLDEN EYES”に対応。保温冷庫付きのシステムコンソール付き車には対応不可。つまりガソリン車でセンターコンソールとつながっていないスタンダードコンソールに対応するということだ。

  純正のディスプレイオーディオはアルパイン製のコンソールの内部に移設するのだが、フタができる構造で、通常は便利なトレーとして使える。後付け感なくスマートに仕上げられるのも魅力。

 恐らくほとんど使わないが、ディスプレイオーディオ画面でしかできない車両の設定を行う場合は、コンソールのフタを開ければ操作が可能。

 大型コンソールタイプのS“Cパッケージ” / SC / G / GF 、ヴェルファイア Z”Gエディション” /ZG/ V / VL はコンソールではなく、トランク側面にディスプレイオーディオを移設する仕様となる。先に紹介したスタンダードコンソール車は、センターコンソール部もしくはトランク側面のいずれに移設するかを選ぶことができる。

アル&ヴェルオーナーなら絶対欲しいカメラの後付けや後席モニターの別映像出力が可能に!

 BIG Xにすると純正のディスプレイオーディオに比べて画面が大きく、画質も各段に向上。それ以外にも、純正ディスプレイオーディオではできない、カメラ映像の出力も可能になる。

写真はナビと同じアルパイン製の車種専用「3カメラパッケージ・フロント/サイド/バックカメラ(PKG-SF25-AL-W/PKG-SF25-VE-W)」で、フロントとサイド、バックという3種のカメラをセットにしたもの。フロントは3アングル、リヤは4アングルの切り替えができ、死角をなくすことができる。

  また、ドライバーからは死角となってしまう助手席前方(=直前直左)を撮影できるアルパイン製「 コーナーダクト&コーナーカメラ左前(AS-AL2-CDC-BK/AS-VE2-CDC-BK)」も注目。ヘッドライト下に装着する、後付けバンパーフィンにカメラを内蔵したものなのだが、右側用の同デザインフィンが付属されるのもポイントだ。

 さらに純正オプションではできないフロントモニターと別動画を流すことも、このシステムなら可能になる。地デジ放送やDVD映像を大いに楽しむこと事ができるのだ。写真の大型モニターは「12.8型リアビジョン・プラズマクラスター搭載(PXH12X-R-AV)」。空気清浄のプラズマクラスター技術も搭載する。

新車購入時&車両持ち込みのいずれにも対応

 施工には特別な技術が必要となるため、東京・大阪・福岡にあるアルパインスタイル3店のみ現状受け付け。同店舗では新車購入も可能なため、新車購入時、もしくは車両を店舗に持ち込んでのオーダーができる。

【ディスプレイオーディオ移設ナビパッケージ】◆センターコンソールタイプ 33万円(部品代)+工賃◆トランクタイプ 35万円(部品代)+工賃

【施工可能店舗】◆アルパインスタイル横浜246東京都町田市南つくし野2-30-12tel:042-850-7282

◆アルパインスタイル福岡R3福岡県福岡市東区下原1-22-25tel:092-663-5680

◆アルパインスタイル大阪171大阪府茨木市上郡1-1-3tel:072-640-6500

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みんなのコメント

50件
  • ディスプレイオーディオはカーステレオやカーナビの自由度を無くすので反対です。
    昔から純正のナビやオーディオなんて質が知れていました。
    車を愉しみたいという気持ちを削ぐようなメーカーの策にはガッカリですね。
  • メーカーが少し考えて作れば済む問題なんだが。
    自社製品売りたいのは分かるけど、ユーザー目線で作ってるのかね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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