いよいよ日産が動き出した! 決算会見の場で示された2021年末までのニューモデル投入計画で、新型フェアレディZの存在が明らかにされた!
販売不振にあえぐ日産だが、このタイミングでの発表に驚いたファンも多いのではないだろうか。しかし、内田誠社長による「スポーツカーに力を入れる」というプレゼンもあり、その登場は間違いのないものとなった。
日産も再強化を示唆!? GT-R 存続のシナリオを読み解け!
今回はBCスクープ班がつかんだ、最新の「新型フェアレディZ」の情報をあますとこなくお届けしたい。
※本稿は2020年6月のものです
文/ベストカー編集部
写真/NISSAN
CG/ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年7月10日号
【画像ギャラリー】起死回生の一手となるか!? 日産が送り出す国内向け新型車たち!
■苦境の日産が新たに打ち出した次代への計画
2020年5月28日に開催された日産自動車の決算会見。ここ最近、グローバルでの業績が低迷しているだけに、どのような今後の施策が示されるかに注目が集まった。
決算の数字についてはここでは触れないが、会見中、注目したのが「NISSAN NEXT」と銘打って示された2023年度までの4カ年計画だ。その基本となるのが”選択と集中”。
Cセグメント&Dセグメントのいわゆるミッド~ラージクラス、EV、スポーツカーをグローバルなコアセグメントと位置づけ、集中投資を行っていくという。
これと同時に、会見に臨んだ内田誠社長は「これまで国内市場を軽視しているとの指摘をいただいてきたが、ホームマーケットである国内市場については、改めて力を入れていく」と、国内に向けた強化を明言した。
具体的には、2023年度までの4カ年計画では、
●新たにEV 2車種の投入
●e-POWER搭載車を4モデル投入
●電動化率60%を目指す
という。
さらに2021年末までの今後18カ月で12の新型車をグローバルで投入することを明言。これを「NISSAN NEXT From AtoZ」として紹介映像を流したのだ。
日産の決算会見の最後に流された映像にBCが車名を付けた。今後18カ月に12の新型車を投入することを明らかにするとともに、その12の車種がシルエットで示された。動画に出てきた「M」はインド向けにまもなく投入されるコンパクトSUVのマグナイトと推測される
AtoZとは、アルファベット26文字の最初から最後……!? 意味するところは!?
そう、この18カ月で日産が送り込む12の新型車のネーミングを意味しており、「A」は2020年7月に正式発表する「ARIYA(アリア)」のこと。
「NISSAN NEXT From AtoZ」の「A」が昨年の東京モーターショーで初公開されたピュアEVのアリア
■Zは不滅! ついに日産本体がその開発を明言
ならば当然だが「Z」の意味するところは、「フェアレディZ」だ!
アルファベットの順に次々に車名とともにシルエットで現れる”新型車”。そこには2020年6月30日に国内で発売開始される「キックス」の姿もあったし、新型と思われる「ノート」のシルエットも確認できた。
2007年に発売された現行型フェアレディZ。2020年で生誕50周年を迎えた
そして、満を持すように最後の一文字「Z」。ロングノーズ&ラウンドファストバックのシルエットが走り、クォーターピラーには「Z」のエンブレムが映し出される! 2021年末までにフェアレディZが新車種として投入されることを明言した瞬間だ。
さて、この「新型Z」はどのようなクルマなのか? BCスクープ班はさっそく日産の開発現場に近い人物に接触し、証言を得た。
「これはベストカーさんがこれまで存在を伝えていたビッグマイチェンで間違いないでしょう。ノーズの形状やキャビンの位置関係などからも、現行Z34型のディメンジョンが読み取れます。一方、ノーズ先端の形状やリアクォーター、特にリアデッキエンドの形状は現行型と大きく形を違えています。これまでにお伝えしてきた、エクステリアに大きく手を入れたマイチェンモデルだと思います」
と分析する。
また、内容的にはスカイラインに搭載する304ps&405psのV6、3Lツインターボ搭載で間違いなしだとの証言も得た。
2020年5月の中期経営計画記者会見で、その存在が明かされた「新型フェアレディZ」。ファンとしては心が躍る発表であった
「Z」はもちろんフェアレディZのことである。パワートレーンは、405psを発揮するV6ツインターボが搭載される
フロントマスク以上に変化を感じるのが後ろ姿。ルーフラインの形状に変化はないが、リアバンパーの形状やストンと切り落とされたようなリアデッキエンド、横長のリアコンビランプなど、S30やS130型のイメージを思い起こさせるデザインを採用する
スカイラインにも搭載されるV6、3ℓツインターボを新型Zに搭載する。304ps/40.8kgm仕様と405ps/48.4kgm仕様が用意されるのはスカイライン同様だ。トランスミッションは7速ATに加えMTも設定
あくまでもビッグマイチェンだが、大幅なスキンチェンジを実施することで、古くなった現行Zのイメージを一新する狙いからフルモデルチェンジの扱いにする可能性もあるという。いずれにしても、Zは2021年晩秋までには「新型」となって我々の眼前に姿を現すことになる!
これまで沈黙の時期が続いた日産。2021年の動向が楽しみだ!
【画像ギャラリー】起死回生の一手となるか!? 日産が送り出す国内向け新型車たち!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
気がかりなのは、低いボンネットが作れなくなったこと。貴婦人と呼ばれるフォルムに期待する