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予選のミスを悔やむルクレール。「シンガポールで9、10番手スタートはほぼ終わり」とチーム代表/F1フェラーリ

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予選のミスを悔やむルクレール。「シンガポールで9、10番手スタートはほぼ終わり」とチーム代表/F1フェラーリ

 昨年の成功を再現するという大きな期待を抱いてシンガポールに到着したフェラーリだが、とくにシャルル・ルクレールがQ2終了時までに示したペースは、チームの楽観的な見方を正当化するものだった。

 ルクレールはフリー走行開始以来、止められない勢いのランド・ノリスに匹敵する唯一のドライバーだったといえるだろう。しかしQ3でフェラーリの両ドライバーは、ミスのせいでどちらもラップタイムを記録できず、表彰台を争う望みもないままグリッドの5列目に並んだ。

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 結局のところ、ルクレールは見事なリカバリーを見せ、ジョージ・ラッセルに続いて5位でフィニッシュ。また、ターン1で(フランコ・)コラピントを避けるためにいくつか順位を落としたサインツは7位まで挽回し、チームはチャンピオンシップでレッドブルとの差を保った。一方、マクラーレンは両ライバルから少しのギャップを築いている。

 チーム代表のフレデリック・バスールは、「週末の結果は予想通りではなかったが、日曜日の結果はよかった」と評価を下す。

「いいレースだった。我々は力強いペースで走ることができており、シャルル(・ルクレール)もよいスタートが切れた。一方カルロス(・サインツ)は、少し荒れた側にいてブロックされていたが、その後はよい戦略とピットトップ、そして過去数戦同様のタイヤマネジメントがあった。今のところは満足できるものだったと思う」

 さらに今回のレースの結論として、バスールは次のように主張を続ける。

「今日の我々のレース運びは非常によかったが、Q2までは明らかにランドとの戦いだった。しかし我々は、Q3では2台のマシンで1周も走ることはなかった。こうして、9、10番グリッドからスタートすることになったが、シンガポールでこの状態になるということは、ほぼ終わったということだ」

「そのため、おそらくこれは我々が達成できた最高の成果であり、ジョージ(・ラッセル)に追いついたことは最大の成果だっただろう。いずれにせよ、我々が何かを逃したのは今日ではなく、明らかに昨日のQ3でのことなのだ」

 シャルル・ルクレールは、最終結果に基本的に失望しているのか、それとも挽回したことに安堵しているかと尋ねられると、悲しそうな表情を浮かべつつバスールと似た意見を述べた。

「それはどのように見るかによるし、その質問がいつ尋ねられたかによるだろう。もし予選前に、5位になることをどう思うかと聞かれたら、もちろんがっかりしたはずだ。しかしそれを予選後に聞かれたなら、うれしかったと答えるだろう」

 しかし、予選とレースでノリスに挑戦できた可能性はあったかどうか尋ねられると、ルクレールは次のように認めた。

「今日は、何ポイント逃したか分からない。僕たちはトップ集団のなかでフィニッシュできるだけのマシンを持っていたと思う。でも、僕たちのマシンに(ランド・)ノリスほどの力があったとは思わない」

「それに、彼の後ろで他のドライバーたちが何番手にいたのかは知らない。確かにいくつかポイントを失ったが、今日はよいリカバリーができたと思う」そして、ルクレールは次のように強調して締めくくる。

「僕たちはあの予選の代償を払った。土曜日にミスをすることも、予選でよい結果が出ることもある。でも、今日は少し代償を払うことになった」

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