現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > ハミルトン予選7番手「今までと比較にならないほど快適」メルセデス、相性が悪い鈴鹿で前向きな要素を見出す/F1日本GP

ここから本文です

ハミルトン予選7番手「今までと比較にならないほど快適」メルセデス、相性が悪い鈴鹿で前向きな要素を見出す/F1日本GP

掲載
ハミルトン予選7番手「今までと比較にならないほど快適」メルセデス、相性が悪い鈴鹿で前向きな要素を見出す/F1日本GP

 2024年F1日本GPの予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは7番手、ジョージ・ラッセルは9番手だった。ハミルトンにとって7番手は今年ここまででベストの予選結果であり、今季初めてラッセルを予選で破った。

 トト・ウォルフ代表は「7番手と9番手という結果自体は良くはないが、ポジティブなのは、セカンドロウとのタイム差がそれほど大きくないことだ」と語った。

2024年F1第4戦日本GP TV放送&タイムスケジュール

「昨年、このサーキットは、我々にとって最悪とまでは言わなくても、最悪のひとつに入る場所だった。そこで0.1秒差だったのだ。今週末のマシンによって、正しい方向に一歩踏み出したようだ」

■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
FP3 4番手(1分30秒037:ソフトタイヤ/21周)
予選 7番手(Q1=9番手1分29秒661:ソフトタイヤ/Q2=3番手1分28秒887:ソフトタイヤ/Q3=7番手1分28秒766:ソフトタイヤ)

 全体的に予選はとてもいいセッションになった。今週末はこれまでのところ、マシンとそのバランスを改善できていると思う。走っている時の感触に、今年に入ってから一番満足できた。まだ改善が必要なところも明確に残っているけれど、正しい方向に進んでいる。

 6カ月前にここでレースをした時には1秒以上の差があったが、先頭とのギャップも、僕たちに一番近いライバルとのギャップも少しは縮めることができた。もちろんもっと上を目指していたし、7番手で満足することは決してないが、僕たちのマシンがまだ発展途上なのは分かっている。

 明日のレースはタイヤのデグラデーションがすべてになるだろう。ロングランのペースは金曜日だと他のマシンと同じような感じだったから、それが日曜日も変わらないのかを確認しよう。明日はかなり接戦になると思うので、さまざまな要素を最大限に生かして、多くのポイントを持ち帰りたい。

(走行後にメディアに語り)マシンの快適さという点では、今年のこれまでの週末と雲泥の差だ。マシンをスイートスポットに入れるためにどうすればいいか、理解しようとして、ファクトリーで分析を行い、皆が良い仕事をした。今週末はこれまでよりはるかにドライブしやすい。過去3年間で(2022年以降で)一番感触が良かった。

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
FP3 3番手(1分29秒918:ソフトタイヤ/24周)
予選 9番手(Q1=12番手1分29秒799:ソフトタイヤ/Q2=7番手1分29秒140:ソフトタイヤ/Q3=9番手1分29秒008:ソフトタイヤ)

 僕たちとマクラーレン、フェラーリ、そしてアストンマーティンはとても僅差だ。FP3が終わった時点で、このグループ全体のタイム差はわずかコンマ1秒か2秒になると分かった。実際にそうだったね。もし素晴らしいラップを残せなければ9番手になることになり、それが今日の僕に起こったことだ。

 僕は最後のラップでミスをしてしまった。少し残念だけど、時にはそんなこともある。ここはオーバーテイクがどこよりも難しいというわけではないから、明日はタイヤのデグラデーションや戦略の違いを利用して前に出たい。レースではいろいろなことが起こりうる。

 今シーズンの序盤は高速サーキットが続いている。僕たちのマシンの弱点がそこにあるのは知っているし、今週末もベストというわけにはいかないことは分かっていた。でも弱点が明らかになったということは、自分たちが構築しているプラットフォームを理解し、パフォーマンスを向上させることにつながるから、良いことだ。改善するための明確な方向性を定めることができるからね。

関連タグ

こんな記事も読まれています

2択アンケート「近距離の足として使うなら、原付? 電動アシスト自転車?」【クルマら部 車論調査】
2択アンケート「近距離の足として使うなら、原付? 電動アシスト自転車?」【クルマら部 車論調査】
レスポンス
改良型CX-60の魅力まとめ
改良型CX-60の魅力まとめ
グーネット
国内最高峰 トヨタ「センチュリー」の新車価格は2000万円超え! 買うために必要な年収とは? 厳しいといわれる“購入の条件”とは
国内最高峰 トヨタ「センチュリー」の新車価格は2000万円超え! 買うために必要な年収とは? 厳しいといわれる“購入の条件”とは
VAGUE
”まもなく登場!?”の新型「ロードスター」! 2リッター”直4”+精悍エアロ採用! 待望の「RS C」はどんなクルマなのか
”まもなく登場!?”の新型「ロードスター」! 2リッター”直4”+精悍エアロ採用! 待望の「RS C」はどんなクルマなのか
くるまのニュース
Luupが「電動シートボード」提供開始へ…座席・カゴ付きの特定小型原動機付自転車
Luupが「電動シートボード」提供開始へ…座席・カゴ付きの特定小型原動機付自転車
レスポンス
2024年5月の自動車輸出、欧州向け36%減 米国向けは10%増 自工会発表
2024年5月の自動車輸出、欧州向け36%減 米国向けは10%増 自工会発表
日刊自動車新聞
角田裕毅、F1オーストリアGPは14位。リカルドと分けた戦略がうまくいかず……「でも、チームとして理解が深まった」
角田裕毅、F1オーストリアGPは14位。リカルドと分けた戦略がうまくいかず……「でも、チームとして理解が深まった」
motorsport.com 日本版
新型BMW「M5」の全て!パワフルなルックスと700馬力を超えるパワーで2.4トン超の車重でもセンセーショナルな新型M5!
新型BMW「M5」の全て!パワフルなルックスと700馬力を超えるパワーで2.4トン超の車重でもセンセーショナルな新型M5!
AutoBild Japan
スズキ「斬新“タフ仕様”軽トラ」実車公開! 超カッコイイ「精悍“黒”顔」&「専用カスタム」! 新「スーパーキャリイ」アウトドアショーに出展
スズキ「斬新“タフ仕様”軽トラ」実車公開! 超カッコイイ「精悍“黒”顔」&「専用カスタム」! 新「スーパーキャリイ」アウトドアショーに出展
くるまのニュース
旭川空港でタクシーアプリ『GO』が利用可能に…北海道の空港で初の試み
旭川空港でタクシーアプリ『GO』が利用可能に…北海道の空港で初の試み
レスポンス
レクサス・NX「アウトドア×プレミアム」
レクサス・NX「アウトドア×プレミアム」
グーネット
「ライダーの所有欲をかき立てる」ハデ色が充実! 英国最大のバイクブランド発「カラフル&シック」な2025年モデルの魅力とは
「ライダーの所有欲をかき立てる」ハデ色が充実! 英国最大のバイクブランド発「カラフル&シック」な2025年モデルの魅力とは
VAGUE
京葉道路の“地獄渋滞区間”「貝塚トンネル」いつになったら改善!? 新トンネル建設で「車線増加」千葉県が国へ要望継続!「慢性的な渋滞です」
京葉道路の“地獄渋滞区間”「貝塚トンネル」いつになったら改善!? 新トンネル建設で「車線増加」千葉県が国へ要望継続!「慢性的な渋滞です」
くるまのニュース
「訳あり」の軽トラ「サンバー」をまずは「バイクを積載できる」仕様に トランポもリフレッシュしよう!! Vol.2
「訳あり」の軽トラ「サンバー」をまずは「バイクを積載できる」仕様に トランポもリフレッシュしよう!! Vol.2
バイクのニュース
マクラーレン アルトゥーラ【1分で読めるスーパーカー解説/2024年最新版】
マクラーレン アルトゥーラ【1分で読めるスーパーカー解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
ランクル300/250/70オフロード一気試乗
ランクル300/250/70オフロード一気試乗
グーネット
【最新モデル試乗】今や貴重品、メルセデス・ベンツCLE200クーペが演出する優雅で特別な「特別な時間」
【最新モデル試乗】今や貴重品、メルセデス・ベンツCLE200クーペが演出する優雅で特別な「特別な時間」
カー・アンド・ドライバー
トヨタのロバンペラが首位奪還、7本中6本で最速に。初出場勝田は苦境8番手/WRCポーランド
トヨタのロバンペラが首位奪還、7本中6本で最速に。初出場勝田は苦境8番手/WRCポーランド
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村