「日本カー・オブ・ザ・イヤー」実行委員会からの受賞のコメント
■日本カー・オブ・ザ・イヤーの受賞理由
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日本独自の軽自動車規格を採用し、現実的な車両価格でバッテリーEVを所有するハードルを下げ、日本でのバッテリーEV普及の可能性を高めた。また本格的な脱炭素時代を前に、減少するガソリンスタンドや公共交通などの衰退も予想される状況で、軽自動車+バッテリーEVという組み合わせは、高齢者を含めた多くの人の移動の自由を担保するだけでなく、社会的課題解決への可能性を示している。さらに、走行性能についてもハンドリングと動力性能が従来の軽自動車を凌駕しているという声が多く集まった。安全装備も360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)を搭載し、高級車並みの運転支援機能を装備している点も評価された。
■K CAR オブ・ザ・イヤーの受賞理由
軽自動車というカテゴリー内においても、バッテリーEVの入門車としての買い得感が高い。また想定される使用環境を考えた場合、極めて現実的な実質120km~150kmの航続距離や日本カー・オブ・ザ・イヤーの授賞理由としても多くの選考委員が指摘した、操縦安定性や静粛性などを高次元でまとめた点が高く評価された。
三菱自動車の販売するモデルが日本カーオブザイヤーを受賞するのは、1996年の「ギャラン」「レグナム」以来、26年ぶり5回目のことである。また、K CAR オブザイヤーなどで軽自動車部門賞を受賞するのは、2020年の「eK クロススペース」「eK スペース」以来、2年ぶり3回目となる。
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