F1と同じレイアウトで行われる予定だったフォーミュラE第5シーズンのモナコePrixは、結局従来通り、短縮されたレイアウトで行われることになりそうだ。
フォーミュラEはこれまで、シーズン1とシーズン2でモナコePrixを開催してきた。今年の12月に開幕するシーズン5でも、2年ぶりにモナコでの開催が復活。しかも、航続距離が伸びるGen2マシンを使うこともあり、コースレイアウトをF1同様にすることを、フォーミュラE側は求めていた。
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しかしこの案についてはFIAが反対。結局、従来通りの短いレイアウトで行われることになるようだ。
フォーミュラEホールディングスのアレハンドロ・アガグは、motorsport.comに対して「短いレイアウトを使うつもりだ」と語った。
「FIAは、F1と同じレイアウトを使うことを望まなかった。そして、長いコースを変更することは非常に高価になる」
「だから実際には、チームの希望と連動した、コストによる判断だ。チーム側は短いレイアウトを希望したのだ」
「私はF1と同じレイアウトでレースを行いたいと思ったが、FIAはそれを許さなかった」
FIAの広報担当者はmotorsport.comに対し、フォーミュラEシーズン5の開催カレンダーは、まだ世界モータースポーツ評議会の最終確認を待っている状況だと認めた。暫定版のカレンダーに記載されているモナコePrixは、”サーキット・ホモロゲーションの対象”とされていた。
F1同様のレイアウトを使うことは、ルーカス・ディ・グラッシやセバスチャン・ブエミなど、歴代のフォーミュラEチャンピオンたちも歓迎していた。そしてアガグは、F1とタイム面での比較をするつもりは全くないと語った。
「私は決して失望していない」
そうアガグは語った。
「というのも、私は(F1との)比較になることについて心配していないということだ。F1とフォーミュラEのタイム差は、全く関係がないのだ」
「私は人々が、それに気づいたり考えたりしているとは思わない。しかし、その意見は皆に共有されたものではないんだ」
ベンチュリの代表に就任したスージー・ウルフはmotorsport.comに対し、チームは短いレイアウトを使うことを支持していると語った。
「短いコースが良いと、私は声を大にして言っていました。私としては、ショーとしてはその方が良いと思ったからです」
「長いサーキットで、これらのマシンが走ることを考えました。周回数は20周くらいになり、そして多くのオーバーテイクのチャンスは訪れないでしょう。我々がそのようなことをする必要はありません。なぜなら、F1がそれをしていますから」
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