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スポーツスクーターの元祖ヤマハ『TMAX』、2025年モデルはフェイス&電子制御が進化

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スポーツスクーターの元祖ヤマハ『TMAX』、2025年モデルはフェイス&電子制御が進化

スポーツスクーターというカテゴリーの元祖とも呼べるヤマハ『TMAX』の新モデルが、欧州現地時間の10月31日に発表された。2025年モデルとなるTMAX、およびTMAX Tech MAX(テックマックス)ではデザインの刷新や、電子制御の強化などでアップデートされた。

2001年に初代が登場して以来、大排気量スポーツスクーターのカテゴリーでベストセラーであり続けるTMAX。ヨーロッパだけで累計33万台以上が販売されている人気モデルだ。2025年モデルでは、よりシャープなフロントエンドを備えたダイナミックな新しい外観、アップグレードされたライダーアシスト、より洗練されたダッシュボードを特徴とする。究極のヤマハスポーツスクーターとしての地位を確固たるものとすべく、よりプレミアム性を増している。

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TMAX、Tech MAXに搭載されるエンジンはユーロ5+に適合した560cc 2気筒エンジン。フルオートマチックトランスミッションを介して、活発なスポーツパフォーマンスを発揮する。最高出力は35kWを発揮。水平対向往復ピストンバランサー機構を備えることで、スムーズな乗り心地も実現。混雑した市街地での通勤や高速道路での帰宅など、さまざまな走行状況に最適だとしている。

また吸気ファンネルを新設計したことで、スロットルが完全に開いたときに、よりクリアで穏やかなサウンドが得られるという。

電子制御によるライダーアシストの進化も2025年モデルの目玉だ。高性能スーパースポーツバイク用に開発されたブレーキコントロールシステム(コーナリング ABS)は、ABSと連動することで急ブレーキ時や低トラクション路面を走行しているときにブレーキスリップを最小限に抑える。

市街地や高速道路での走行に適したエンジン出力特性を選択できる「D-MODE」や、緩い路面や滑りやすい路面で後輪へのパワーを調節するトラクションコントロールも装備。これにブレーキコントロールが加わったことで、さまざまな天候や路面状況でライダーに高いレベルの自信を与える。

初代より独創的なデザインを特徴としてきたTMAXシリーズだが、2025年モデルでは再設計されたデュアルアイヘッドライトと内蔵ポジションライトを備えたダイナミックな新フェイスへと刷新。よりスポーティな印象を与えるものとなりつつ、ひと目でTMAXと認識できるもの。また新しいデュアルアイヘッドライトを補完するようにフロントボディワークも進化し、よりコンパクトでシャープなシルエットを実現している。

さらに、7インチTFTダッシュボードがアップグレード。3つの画面レイアウトから選択できるようになった。MyRideアプリとも連携し、音楽再生やSMSの表示、通話やメール通知の受信も可能。MyRideアプリでは、走行ログ、駐車場所、燃料消費量、走行ルートなど、さまざまな機能やサービスにアクセスすることができる。

ボディカラーは、「セラミックグレー」と「ダークマグマ」の2種類。

2025年3月より欧州で販売を開始する。希望小売価格は1万4300ポンド(約282万円)となっている。

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