現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「映え」に憧れて手を出すと「現実」とのギャップに驚愕! じつは苦労だらけの旧車のリアル10選

ここから本文です

「映え」に憧れて手を出すと「現実」とのギャップに驚愕! じつは苦労だらけの旧車のリアル10選

掲載 38
「映え」に憧れて手を出すと「現実」とのギャップに驚愕! じつは苦労だらけの旧車のリアル10選

見た目のかわいさだけで即決すると苦労する可能性も

 旧車は個性的で、今のクルマにはかっこよさやかわいさがある。とくに輸入車の古いモデルはCMやドラマに出てきたりして、魅力溢れていたりする。女子ウケもいいほどキュートだったりするため、一度所有してみたいと思うこともあるだろう。しかし、そこはやはり旧車。今回はトラブル関係は別にして、そもそも旧車がキャラクターとしてもっている苦悩をまとめてみた。

そこらのカワイイを超えた圧倒的な映え確実! オシャレ系クルマ好き女子に乗って欲しいネオクラ旧車5選

※写真はすべてイメージです。

スムースに走らせるのもひと苦労

 今のクルマのように踏めば滑らかにスピードが出るわけではない。うなるエンジン、入りにくいギヤをうまく操作して加速。ちなみにレッドゾーンまで気持ち良く回るエンジンなんてほぼなかった。さらにスムースに曲がらないのも当たり前。

当然ながら今のクルマより燃費が悪い

 普通に走って20km/L以上走る時代が来るとは夢にも思わず。当時は10km/L以下が当たり前で、クルマに興味がない人でも満タン法で給油ごとに測ってため息をついたもの。それゆえ、エコランというテーマの記事などが人気だった。

エアコンが標準装備されていない車種もある

 酷暑続きの昨今、エアコンがないというのは考えられないだろう。しかし、旧車の場合は付いていないこともあるし、付いていてもクーラーだったりする。しかも効かないことも当たり前にあって、頭でわかっているけど、サウナ状態の車内に長時間身を置くのは辛いところ。

なんとも言えない独特なニオイがする

 次第に付いてくるオーナー臭は今でもあるものの、新車のニオイも含めて、ほぼ無臭になったのは2000年に入ってからだろうか。昔は新車のときから化学臭がしていたし、走っているうちに排ガスなどが入り込んでくるからか、変なニオイがすることもある。またシート内のスポンジが湿気で侵食されてすえたニオイがありがち。

びっくりするほど排ガスが臭い

 触媒が付いていない時代の旧車の排ガスは猛烈に臭い。こんなのが当たり前排出されていたのかと驚愕するほどだが、当時はこれが当たり前だったわけだ。旧車にはある程度の暖機が必要だが、ガレージだと中毒になるのでは? というぐらい臭い。もちろん体にも悪い。

ブレーキが利かず社外品へ交換

 ブレーキに気を使わなくてよくなったのも2000年に入ってからだろうか。それまでは利きが悪かった。よく旧車のウリとして当時としては画期的なディスクブレーキを装備した、などという表記を見かけるが、ディスクでも利かないのが当たり前。パッドがローターを挟んだまま、滑っている感じがしたものだ。当時は買ったら、社外のパッドに即交換した人も多かった。

シートの出来が今ほど良くなく腰が痛くなる

 どんなにいいシートでも長時間ドライブをすると腰が痛くなるのが当たり前。今のように人間工学とか関係ない時代だったし、スポンジとスプリングというシンプルな構造も影響していたのだろう。輸入車はかなりマシで、さすが自動車作りのレベルが違うと思ったものだ。

パワステがなくハンドルが重い

 パワステがない時代のクルマは猛烈に重い。重ステという懐かしい言葉があったほどだ。オプションで用意されているクルマもあり、これを付ければ軽くなったが、油圧用のオイルが漏れるなど耐久性に難があった。

クラッチペダルが重たい

 基本的に操作系は重たいのが旧車。MTが多かったのでクラッチ操作は当たり前だったものの、こちらも重たくて操作しにくいのが当たり前だった。踏んだまま信号待ちしていて耐えられず離してしまい、前のクルマにぶつかってしまったという話も聞いたことがあるほどだ。

止まりにくいから車間距離が長めになる

 これはブレーキが利かないということに関係しているが、あるあるネタとしては安全に止まりたいので車間を広く取っていると、ドンドンと前へ入られてしまうというのがある。止まらないから広く取る。広く取ると割り込まれる。割り込まれると車間が短くなって気を使うという、堂々巡りになってしまうのだ。

関連タグ

こんな記事も読まれています

ホンダ新型「フリード」ついに発売 運転しやすいコンパクトミニバン ただ価格はライバルより強気?
ホンダ新型「フリード」ついに発売 運転しやすいコンパクトミニバン ただ価格はライバルより強気?
乗りものニュース
ホンダ新型「小型ミニバン」登場! 大型リアウイング&黒フェイス採用の新型「フリード」カスタム仕様発売!
ホンダ新型「小型ミニバン」登場! 大型リアウイング&黒フェイス採用の新型「フリード」カスタム仕様発売!
くるまのニュース
エルヴィス・ファン必見! トライアンフが「Bonneville T120 エルヴィス・プレスリー Limited Edition」を発売
エルヴィス・ファン必見! トライアンフが「Bonneville T120 エルヴィス・プレスリー Limited Edition」を発売
バイクのニュース
【カワサキ】カワサキモータースジャパンのカーボンニュートラルへの取り組みにファミリーマートが協賛
【カワサキ】カワサキモータースジャパンのカーボンニュートラルへの取り組みにファミリーマートが協賛
バイクブロス
マツダ版タイプR? 2LのV6搭載! レースにも出たマツダ・ランティスは超絶スポーツセダンだった!
マツダ版タイプR? 2LのV6搭載! レースにも出たマツダ・ランティスは超絶スポーツセダンだった!
ベストカーWeb
美女が「カウンタック」で疾走する伝説の映画『キャノンボール』の俳優が当時を振り返る…公開当時のまま維持される姿を全部見せます!
美女が「カウンタック」で疾走する伝説の映画『キャノンボール』の俳優が当時を振り返る…公開当時のまま維持される姿を全部見せます!
Auto Messe Web
130馬力のマツダ ファミリア 3ドアHB・GTとライバルのスポーティ度は? [driver 1989年4-20号より]
130馬力のマツダ ファミリア 3ドアHB・GTとライバルのスポーティ度は? [driver 1989年4-20号より]
driver@web
スタイリッシュな欧風クーペに待望のAMGが登場!メルセデスAMG CLE 53 4MATIC+ クーペが日本上陸
スタイリッシュな欧風クーペに待望のAMGが登場!メルセデスAMG CLE 53 4MATIC+ クーペが日本上陸
Webモーターマガジン
高まるダニエル・リカルドに対するプレッシャー「好結果を出し続けなきゃいけない。移籍は考えてないよ」 重鎮マルコ博士はローソン昇格を示唆
高まるダニエル・リカルドに対するプレッシャー「好結果を出し続けなきゃいけない。移籍は考えてないよ」 重鎮マルコ博士はローソン昇格を示唆
motorsport.com 日本版
日産「“ミニ”ケンメリGT-R」実車展示に大反響! “全長3m級”ボディの「斬新スポーツカー」がスゴい!  幻の「ちびメリ」とは?
日産「“ミニ”ケンメリGT-R」実車展示に大反響! “全長3m級”ボディの「斬新スポーツカー」がスゴい! 幻の「ちびメリ」とは?
くるまのニュース
MIGRATRAIL のマルチハンガー「ADD HANGER LARGE/アドハンガーラージ」が発売!
MIGRATRAIL のマルチハンガー「ADD HANGER LARGE/アドハンガーラージ」が発売!
バイクブロス
5兆円超えって凄すぎ!! 営業利益5兆3529億円! トヨタが日本企業1位に輝いた理由はハイブリッドだった!?
5兆円超えって凄すぎ!! 営業利益5兆3529億円! トヨタが日本企業1位に輝いた理由はハイブリッドだった!?
ベストカーWeb
道路に書かれた「謎の▽」 意味はナニ? 大事な意味だけど…意外と忘れがち? 「白い逆三角」の正体とは
道路に書かれた「謎の▽」 意味はナニ? 大事な意味だけど…意外と忘れがち? 「白い逆三角」の正体とは
くるまのニュース
[旧型アルファード]新車時は450万円前後だったよね? 中古でも450万円超えってマジ!? 今後はどうなるのよ!!!!
[旧型アルファード]新車時は450万円前後だったよね? 中古でも450万円超えってマジ!? 今後はどうなるのよ!!!!
ベストカーWeb
ハチロク乗りもGR86乗りもすれ違ったら敬礼必至! 偉大なるご先祖「TE27」のレビン&トレノが胸熱すぎるクルマだった
ハチロク乗りもGR86乗りもすれ違ったら敬礼必至! 偉大なるご先祖「TE27」のレビン&トレノが胸熱すぎるクルマだった
WEB CARTOP
最強の「フォルクスワーゲン・ゴルフ」がワールドプレミア! 新型「R」「Rヴァリアント」発売へ
最強の「フォルクスワーゲン・ゴルフ」がワールドプレミア! 新型「R」「Rヴァリアント」発売へ
LE VOLANT CARSMEET WEB
日本最大級のモーターショー「ジャパンモビリティショー」が2024年も開催決定! 10月15日~18日に幕張メッセで「CEATEC」と併催。
日本最大級のモーターショー「ジャパンモビリティショー」が2024年も開催決定! 10月15日~18日に幕張メッセで「CEATEC」と併催。
くるくら
ヤマハ『MT-03 ABS』『MT-25 ABS』2024年モデルを発表。新色ダークグレーを採用
ヤマハ『MT-03 ABS』『MT-25 ABS』2024年モデルを発表。新色ダークグレーを採用
AUTOSPORT web

みんなのコメント

38件
  • (旧車乗りは)「知っているのが当たり前」知らない方は居ないのでは?そんなことも分からないならば手を出さない方が身の為です。
  • エアコン以外は気にならない。
    そんなことを気にする人はミニバンとかフッツゥ~のファミリーカーに乗ればいい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

413.0838.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

350.0350.0万円

中古車を検索
テーマの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

413.0838.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

350.0350.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村