■40℃を超えるモロッコの砂漠でテスト
独アウディのモータースポーツ部門、アウディスポーツは2021年9月23日、100日後にスタートが迫った、2022年1月開催の第44回ダカールラリーに向け、参戦する予定の電気自動車(EV)マシン「RS Q e-tron」のテストが順調に進んでいることを明らかにしました。
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RS Q e-tronは、フォーミュラEのモーター・ジェネレーター・ユニット(MGU)を2基搭載した電動パワートレインを持つ4WDのラリーマシンです。
ただし砂漠には充電ステーションがないため、ドイツツーリングカー選手権(DTM)で採用されている非常に効率的なTFSIエンジンを搭載しています。これは、走行中に高電圧バッテリーを充電するエネルギーコンバーターの一部を構成しています。
ダカールラリーへの参戦は、アウディのエンジニアにとって大きな挑戦となります。このイベントは2週間続き、毎日のステージの走行距離は最大800kmにも及びます。
現在、アウディスポーツにおいてダカールラリー用のRS Q e-tronの組み立てがはじまっています。このラリーマシンは公道も走行するため、関連する部分の承認を含めた道路認可も受けているといいます。
この9月からはモロッコで2週間、砂漠というもっとも過酷な条件でテストをおこないました。ここでは1月のダカールラリーに参戦するステファン・ペテランセル選手、カルロス・サインツ選手、マティアス・エクストロム選手の3選手がプロトタイプのハンドルを握りました。
またコ・ドライバーのエドゥアール・ブーランジェ選手、ルーカス・クルス選手、エミール・ベルグクヴィスト選手も一緒にテストをおこなっています。
モロッコでのテストは気温40度を超えることもあり、砂嵐も発生。高温のなか新たな問題が発生し、何度もテストが中断されたといいます。
アウディスポーツ・ダカールプロジェクト責任者のアンドレアス・ルース氏は「ダカールラリーではもっと気温が下がると予想しています。しかしあえてモロッコで、もっとも過酷な条件でテストしました。今回得た知見は非常に貴重ですが、残された時間はそれほど多くありませんが、ダカールに向けてまだまだやるべきことはたくさんあります」とコメントしました。
また「ダカールラリーは、非常に長い距離で争われます。私たちがやろうとしていることは、まだ誰も挑戦したことがありません。これは、電動ドライブトレインにおける究極の挑戦といえるでしょう」と続けました。
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