2017年にフルモデルチェンジしたワゴンR。軽自動車の主役の座はホンダN-BOXなどのスーパーハイト系モデルに譲っているが、ながらく日本で一番売れているモデルでもあった。そのワゴンR「FA」グレードに5MT車が追加された。税抜きの本体価格は99万9000円。消費税込み価格で見ていると軽自動車は高くなったと感じてしまうが、ベーシックグレードにおいては十分に軽自動車らしい価格帯となっている(ちなみに、この価格は従来から用意されている同グレードのCVT車と同じ)。
そして、諸元表を眺めていて目を引いたのは、その車重が730kg(FF)に抑えられていること。背高ボディを見ていると「軽自動車らしからぬ重いボディ」と直感的に批判したくなるが、実際には技術的な進化もあって、まさしく軽自動車といえる軽量ボディに仕上がっている。しかも、この数値は初代ワゴンRと同等なのだ。初代モデルがデビューしたのは1993年で、軽自動車の規格も現在よりコンパクトだった。しかも、エアバッグどころかABSさえも設定されていない時代だ。その頃のモデルと比べて横滑り防止装置など安全装備を充実させつつ、同じ車両重量に仕上がっているというのは驚きだ。
さらにエアコン装備、タコメーター&オーディオレスといった「FA」と似た仕様の初代モデルの廉価グレード「RG」のメーカー希望小売価格は89万8000円だった。24年も時代が異なること、そして安全装備・快適装備の充実を考えると、約10万円の価格差というのは、実質的に値下がりしていると言えるではないだろうか。
もちろん、初代モデルが13インチタイヤだったのに対して、現行型では14インチタイヤになるなど走りの面でもパフォーマンスアップしているのは明確。スズキが軽自動車の本流と呼ぶワゴンRは、「軽自動車らしさ」を守りながら、確実に進化しているということを、5MT車の追加によって、再確認させられた思いだ。
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