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哀川 翔が監督としてAXCR2019に参戦! ドライバーはドリフトの川畑選手を起用

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哀川 翔が監督としてAXCR2019に参戦! ドライバーはドリフトの川畑選手を起用

 走りは問題ないという川畑選手が「意外な不安」を披露

 ドラマ、映画などに多数の出演作を持つ俳優の哀川翔さんと、自動車、用品販売などを行うフレックス株式会社(以下FLEX)が合同で主宰するレーシングチーム「FLEX SHOW AIKAWA Racing」が6月13日に東京 お台場のMEGA WEBでFIA認定アジアクロスカントリーラリー(AXCR2019)への参戦発表会を開催した。

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 AXCR2019は8月10日~16日の期間に開催されるもので、タイのパタヤビーチをスタートしてミャンマー共和国の首都であるネビドーを目指す総走行距離2200kmのラリーとなる。

「FLEX SHOW AIKAWA Racing」ではチーム監督を哀川翔さんが務め、ドライバーはトーヨータイヤのドリフトチーム「Team TOYO TIRES DRIFT」所属の川畑真人選手を起用。参戦車両はトヨタ ランドクルーザー 150プラド ラリー仕様車で「FLEX SHOW AIKAWA Racing」はガソリンクラス優勝と総合成績での上位入賞を目指す。

 哀川さんはラリードライバーの再起の物語を描いた映画出映をきっかけに、2008年からラリーに参戦。2008年と2010年に北海道で開催された世界ラリー選手権ラリージャパンでは連続してクラス優勝を果たすほどのキャリアを持つ。

 また、2018年のアジアクロスカントリーラリーでも自らドライブをして完走の記録を持っていて、国内でも仕事の合間をぬってTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジへは4年連続で参戦をしている。

 ドライバーとして起用された川畑選手とは東京オートサロン内で行われたトーヨータイヤのトークショー及びドリフトデモ走行への同乗をきっかけに知り合った。2019年のAXCR2019で上位成績を残したいと考えていた哀川さんは川畑選手のドライビングセンスに注目し、現場でAXCR2019へのドライバー起用を打診した。また、同時にドリフトのトップドライバーがクロスカントリーへ出場したらどこまで戦えるのか、という点にも強い興味を持ったという。

 オファーを受けた川畑選手は最初、社交辞令かと考えていたそうで本当に参加するとは思っていなかったという。そこで哀川さんの提案に軽い気持ちで賛同していた。ところが哀川さんは本気も本気、川畑選手が所属する「Team TOYO TIRES DRIFT」へ話を通し、トーヨータイヤのサポートを受けることで川畑選手の起用が決定したとのこと。

 決定の話を受けて驚いたそうだが参戦は非常に楽しみとのこと。ただ、川畑選手はラリーへの出場経験がないのでステージ上で哀川さんからアドバイスを受けていた。

 なお、ドライブに関してはとくに不安はないそうだが、川畑選手は「虫が大の苦手」とのことで、ここが唯一の不安に思うところのようだ。

 発表会にはフレックス株式会社から自動車本部 本部長の貴田 晃さんと、TOYO TIRE株式会社 商品企画本部 本部長の水谷 保さんが登壇。哀川さんと川畑選手へメッセージを送った。

 フレックスの貴田さんは、「当社はハイエースとランドクルーザーのカスタムを行うプロショップです。昨年は5500台を超える販売を行いました。さて、私たちは2011年から哀川翔さんと一緒に活動をしていて今回で6回目の参戦となります。2014年よりランドクルーザープラドを使用しています。今年の車両は昨年得た情報をもとにサスペンションまわりを含め、広い範囲で強化を行っています。メンテナンスはいつもどおり中央自動車大学校様にお願いをしていて、同行の生徒さんによって完璧な車両製作と念入りな整備をしていただいていますので川畑選手の走りにも対応出来るでしょう。我々が扱うクルマでのこうした活動は、同じクルマに乗るお客様にワクワクした気持ちを届けられるものと思っています」と語った。

 続いてトーヨータイヤの水谷さんがマイクを取った。

「昨年に続いて哀川さんのチームをタイヤからサポートさせて頂くことになりました。私どもトーヨータイヤはプラドに代表されるようなSUVのタイヤに対し、性能、デザインの両面において非常に力を入れております。SUVというクルマはフレックスさんなどから販売されているさまざまなパーツを組むことで誰も走ったことのないような道をドンドン走っていけるものであり、そこにチャレンジする人も多い世界です。我々もその気持ちを支えたいと思っています」。

「今回、チームが使用するOPEN COUNTRYM/Tというタイヤはそんな方々に選んでもらえるように設計、開発したタイヤです。タイヤが埋まってしまうような泥のなかでもしっかりとトラクションが掛かる高性能なことはもちろん、ルックスがいいのも特徴ですが、それら以上に揚げたいのが“このタイヤはタフである”ということです。昨年のラリーでもタイヤにはまったく問題がなかったと言っていただきました。今年もタフネスさで川畑選手のドライビングを支え、フレックスさんのクルマとともにチームの勝利に貢献できることを期待しています」と語った。

 発表会の終了後はMEGAWEBの屋外コースにて、川畑選手による参戦マシンのデモランも開催。2周ほどの走行だったがランドクルーザー 150プラド ラリー仕様車の速さと乗りやすさに驚いていた。

 プラドへの試乗後、川畑選手はトヨタ86のドリフト仕様車にも乗り込み、ドリフトデモ走行も披露した。

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